駐車場関連の会社をくまなく調べています。ブラインドから減速機。駐車場装置幅広く手掛けており、面白い会社だと思い、調べてみました。
ブラインドやスクリーンのトップメーカー。
四季報
家庭向けが約7割。
減速機、駐車場装置事業も
沿革
1938年 東京都台東区に置いて立川市が設立。布製ブラインド及び木製ブラインドの製造販売を開始
1964年 一般住宅向け簡易間仕切り「アコーデオンカーテン」の製造販売開始
1976年 富士変速機と業務及び資本提携
1982年 株式上場
事業内容
室内外装品関連事業
各種ブラインド、可動式間仕切等の製造ならびに販売
駐車場装置関連事業
機械式立体駐車装置の製造・販売ならびに保守点検業務
減速機関連事業
減速機類の製造ならびに販売
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連21.12 | 41,236 | 4,557 | 4,663 | 2,868 | 147.4 | 30 |
連22.12 | 41,296 | 3,822 | 4,005 | 2,520 | 129.7 | 31 |
連23.12 | 41,305 | 4,046 | 4,327 | 2,708 | 143.2 | 36 |
セグメント
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金155(24%)
有形固定資産178(28%)
投資有価証券33(5%)
負債
有利子負債1
純資産
自己資本比率72.9%
配当性向25%
利益剰余金380(60%)
損益計算
売上高
営業利益率9.8%
経常利益率10.5%
当期純利益率6.6%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 10 | 12 |
固定資産 に対する支出 | 25 | 29 |
株主還元
前期 | 当期 | |
自己株式の取得 | 3 | 8 |
配当金の支払 | 6 | 6 |
株価 個人的な購入価額
1,350円(2024.7.8)
時価総額28,031百万円(07/08)
配当利回り(会社予想)3.04%(07/08)
1株配当(会社予想)41.00円(2024/12)
PER(会社予想)(連)9.05倍(07/08)
PBR(実績)(連)0.53倍(07/08)
EPS(会社予想)(連)149.11(2024/12)
BPS(実績)(連)2,534.10(2024/12)
ROE(実績)(連)6.03%(2023/12)
自己資本比率(実績)(連)72.9%(2023/12)
直近5期の平均EPS:142円
進捗:34%(1Q)
需要・顧客構造(▲10%):
室内外装品関連事業が売上高の8割以上を占めており、建設業界における景気動向や住宅着工戸数等の変動を大きく受けます。
競争環境(+5%):
室内外装品は、外国製の安価な製品との競争が厳しそうですが、歴史・信頼性といったブランド力があり、一定の超過収益力は維持できそうです。一方、機械式駐車設備は新明和工業・住友重機械搬送システム・IHI運搬機械・日精エンジニアリングが手掛けており、競争環境は厳しそうです。
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
内需に依存しており、国内市場の縮小とともに、事業の縮小が懸念されます。
株主優待(+10%):
QUOカードが持株と保有期間に応じてもらえます。非常に魅力的です。
100株以上 300株未満 | 3年未満:500円分 3年以上:1,000円分 |
300株以上 500株未満 | 3年未満:1,500円分 3年以上:2,000円分 |
500株以上 1,000株未満 | 3年未満:3,000円分 3年以上:4,000円分 |
1,000株以上 | 3年未満:4,000円分 3年以上:5,000円分 |
個人的な好み(+5%):
自己資本比率が非常に高く、財務が盤石です。決算説明資料も充実しており、株価の上昇余地があると感じました。株主還元に積極的で自己株買いも行っていますが、プライム市場への上場を維持しようと思うと、大規模な自己株買いは難しそうです。
個人的な目標株価
PER142×14倍=1,988
PBR2,534×0.7倍=1,774
プレミアム1,881×0.9×1.05×0.9×1.1×1.05=1,848
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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