円安で海外からの観光客が増加し、ホテル需要も増加しています。
神奈川に地盤を有する鉄道会社で、安定した収益を期待でき、インバウンド需要で利益が底上げされ、株価の上昇にも期待しています。
神奈川地盤の鉄道大手。
沿線各所で不動産開発を活発化。
『フレッサイン』ブランドでホテル展開
沿革
1918年 相模鉄道設立
1990年 いずみ野線開通
1998年 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ開業
2006年 相鉄院設立
2014年 サンルートの全株式を取得
2019年 相鉄新横浜線(西谷~羽沢横浜国大間)開通、JR線との相互直通運転開始
2023年 相鉄新横浜線(羽沢横浜国大~新横浜間)開通、東急線との相互直通運転開始
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) | |
連22.3 | 216,684 | 3,998 | 3,294 | 1,855 | 18.9 | 20 | |
連23.3 | 249,667 | 14,348 | 12,735 | 6,980 | 71.3 | 25 | |
連24.3 | 270,039 | 28,965 | 26,995 | 16,080 | 164.1 | 50 |
セグメント
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金177(2%)
有形固定資産5,479(77%)
投資有価証券156(2%)
負債
有利子負債4,169(58%)
純資産
自己資本比率23%
配当性向31%
利益剰余金885(12%)
損益計算
売上高
営業利益率10.7%
経常利益率10.0%
当期純利益率6.0%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 222 | 239 |
固定資産 に対する支出 | 320 | 583 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 0 | 0 |
配当金の支払 | 29 | 34 |
株価 個人的な購入価額
2,493円(2024.11.9)
時価総額244,677百万円(11/08)
配当利回り(会社予想)2.41%(11/08)
1株配当(会社予想)60.00円(2025/03)
PER(会社予想)(連)11.74倍(11/08)
PBR(実績)(連)1.38倍(11/08)
EPS(会社予想)(連)212.30(2025/03)
BPS(実績)(連)1,804.60(2025/03)
ROE(実績)(連)10.36%(2024/03)
自己資本比率(実績)(連)23.0%(2024/03)
直近5期の平均EPS:54円(コロナ期の21.3、22.3期除く、128円)
進捗:73%(2Q)
需要・顧客構造(+10%):
人口が多い首都圏の路線であり、人口減少による需要減少の心配はなさそうです。横国など人気のある大学も沿線にあり、顧客構成も若い世代が多く、業績が安定していそうです。運輸業以外も手掛けているのが魅力的です。
競争環境(+5%):
流通業とホテル業は、競合も多く競争環境は厳しそうです。一方、運輸業は、通勤・通学の需要もあり、競争環境は緩く、一定の業績を確保できそうです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
路線が延伸し、運輸収入の増加、沿線開発により、成長に期待が持てます。
株主優待(+10%):
持株数に応じて回数券、ショッピング優待券、ホテル割引券など魅力的な優待がもらえます。沿線住民にとって、魅力的な優待だと思います。
個人的な好み(▲20%):
運輸事業よりも不動産事業の売上高が多く、不動産事業に投資を進めていくようです。沿線ホテルや不動産開発は、鉄道事業とのシナジーがあるので、相鉄HDが手掛ける意図を理解できます。
しかし、東京都青梅市の物流施設は収益性が期待できるので投資していますが、沿線でもなく、本業の運輸業とのシナジー効果がありません。餅は餅屋。不動産は不動産業がメインの会社が手掛けた方が、成功する確率が高いと思います。
個人的な目標株価
PER128×14倍=1,792
PBR1,805×0.7倍=1,264
プレミアム1,528×1.1×1.05×1.1×1.1×0.8=1,708
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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