2022年8月下旬。前回に続き、滋賀県高島市マキノ町、知内川源流で渓流釣りをしました。
上流に行くにつれて、イワナの楽園が・・・と思いきや、砂防ダムの楽園が広がっていました。所狭しと砂防ダムがありました。
※この知内川は、漁協がなく、天然イワナなのだと思い、全てキャッチ&リリースしました。魚影も薄いので、この記事を見て、知内川に入ろうと思う人は極力キャッチ&リリースにご協力ください。キープ目的の人は、そっとこのタブを閉じてください。
八王子川支流
支流とはいえ十分水がある渓谷です。
小さな砂防ダムと2メートルほどの砂防ダムが連続していました。たまーに、
イワナが釣れます。花崗岩の色と同色化していて、見分けがつきづらいです。渓流の中流域ではアマゴ、源流域ではイワナがいることが多い気がします。
源流域では、水量も少なく、隠れられる岩も浅いので、渓流魚を捕食する鳥からイワナの茶色と白い点々は、発見されずらいのだと思います。エサの捕食能力、警戒心、俊敏性を考えると圧倒的にアマゴの方が強いと思います。しかし、アマゴの色による鳥からの捕食対象となり、源流域でアマゴが淘汰されることで、源流域がイワナの生息地になったのだと私は考えています。
2メートルの砂防ダム。両側がコンクリートで固められており、サイドから登りづらいです。水流の中を無理やり上るのも手ですが、8月下旬・・・寒いです。結局、無理やりサイドの木をよじ登り上流に向かいました。
天然渓流エリアと思いきや
砂防ダムエリアを抜けると、天然渓流エリアになりました。魚影も濃くて、美しきイワナが釣れました。
ここまで来た甲斐がありました。
この素晴らしい渓谷が上流まで続くと思っていた矢先、
やっぱり砂防ダムがあるのです。
さらに源流へ
砂防ダムが多くあるので、林道に入り捲いて上ります。大きな岩です。ミュータントタートルズという突然変異で擬態化した4人組の亀のアニメのキャラクターに似ている石を見つけました。
知内川では1匹もヤマビルに会いませんでした。武奈ヶ岳・安曇川水系はヤマビルオンパレードなので、鹿の移動を通じて、このあたりもヤマビルがいるような気がしていました。雪深く、冬の寒さが厳しいのでいないのかもしれません。
砂防ダムでイワナが釣れました。
この日最大!とはいえ、20センチもないので、9月にしては他の河川よりも小さめです。猫をなでるようにお腹を撫でましたが、イワナにとっては地獄でしたね。
日の当たる支流
沢はさらに2つ手に分かれます。両方の支流ともに水量があります。
砂防ダムでチビアマゴが数匹釣れました。
どうやら、上流まで林道を通じ、車で入れるようです。
後で知ったことですが、上流に釣り人・沢登りの人がいました。源流域で人に会うのは、キャニオニングくらいだったので、驚きました。
再び砂防ダム天国
右の支流を登ります。一部崩れているところがあるとはいえ、林道が並走しているので、釣行しやすい渓谷です。
入渓者が多いのか、良そうな淵にイワナがいません。
砂防ダムもほぼ、砂利で埋まっており、全く淵になっていません。辛うじて水が溜まっているの所に流すと、
イワナが釣れました。キャッチ&リリースしましたが、逃げる淵がないようで、後退りして、淵の真ん中方向に逃げていきました。
上までしっかり砂防ダムがあり、上流に人を発見したので、納竿して帰りました。
動画・釣りマップ
下流にはアブラハヤが多かった
上流部も砂防ダム
第1話は物足りない記事
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