2023年2月。冬でも渓流釣りができる野洲川上流、田村川で釣りをしました。魚影がなく、ヒットもなく、厳しかったです。場所の参考になれば嬉しいです。
田村川とは
琵琶湖の東に流れ着く野洲川の上流に位置します。
滋賀県甲賀市土山町黒滝
滋賀というより、三重県に近いです。
標高800-1,000mの山から流れ出す川なので、渓流魚はいそうです。Googleマップで河川を見ると、上流まで、隙間なく砂防ダムがあります。私は自然源流が好きなので、テーション低めの入渓となりました。
この田村川は、12月17日から7月31日まで渓流釣りができます。
うん？渓流釣りって春から秋まででは？
その疑問鋭い！！
と思われると思います。なんとこの川、冬メインも釣りができるんです（ただし、釣れるとは言っていない）
秋から冬は釣りができず、うずうずしている私みたいな人には素晴らしい川です。（ただし、釣れるとは言っていない）
黒滝遊漁場
この田村川は、土山漁協の管轄で、釣りチケ（オンライン）で遊漁券を購入できるので、日券を買いました。
目的の田村川に入るには、黒滝遊魚場という釣り堀や川遊びができる有料の施設の前を通る必要があります。良い釣り場・駐車場の聞くために、寄りました。寒いのに、ベランダには、家族連れが、お茶を飲んでいます。冬でもにぎわってるんですね。
しかし、店内は、鍵がかかっていて、人はいませんでした。再度ベランダを見ると、家族連れのマネキンでした。ひえー、怖えー。すっかり騙されました。
砂防ダム
地図には書かれていませんが、川沿いには上流まで道が並走しているようで、車で上まで移動できます。私は下に車を置いてスタートしました。
案の定砂防ダムの連続です。川には雪も残っています。気温が少し上がり、雪解け水も混じって、普段よりも水量が多いのだと思います。砂防ダムの途中では、土砂が堆積して、釣れそうなポイントはありません。
砂防ダムに到着。アタリなし。砂防ダムも、結構土砂が堆積しているようで、浅く、全体的に流れが速いです。これじゃ、あまごだけでなく、アブラハヤですら滞留できない気がします。次の砂防ダムへ
砂防ダムで土砂が堆積した区間は、水が極端に少ない気がします。土砂の粒子が粗いので、水が地下を流れ、伏流水となっています。漁協のHPには水不足の時期は瀬切れを起こす書いてありました。
大きな砂防ダムなんだけど、ポイントがない。土砂が溜まりすぎ。
砂防ダムが連続しすぎており、一つ下の砂防ダムで堆積した土砂が、この砂防ダムの下に堆積しており、土砂の粒子が粗く、淵にならないんだと思います。やってられるかこんなもん(笑)。早々に諦めました。
砂防ダム再工事
流出防止ネットが川にかかっていました。取水のため？工事のためでしょうか？
さらに上流に行くと、
古い砂防ダムの工事をしていました。上流に小さいプールを作り、ドラム管に水を集水し、砂防ダムの下を採掘しています。一番下に水が溜まってしまうので、小型ポンプで常時水を吸い上げていました。初めて、砂防ダムのやり替えを見ました。
もしかしたら、工事で泥水が河川に流入し、魚が下流に逃げてしまったのかなぁとも思いました。田村川を悪く言い過ぎたのかも
ただ、田村川は、砂防ダムが多く、常時どこかで砂防ダムをメンテナンスをしていると考えると、放流区間以外での釣果は難しいのかぁと思いました。
にしても、土砂の堆積量が多いですね。上流では、そんなに土砂が崩落しているのでしょうか？温かくなったら見に行こうと思いました。
釣り動画
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