2022年5月。滋賀の愛知川支流佐目子谷川で渓流釣りをしました。水量も多く、水質、雰囲気ともにパーフェクトな渓谷でした。
道路が並走しておらず、険しい渓谷で難易度が高かったです。複数名で経験を積んでから、行くのが良いと感じました。最後に釣りマップ・動画も載せています。上流には姫ヶ滝という高低差があり、美しい滝もあったので、渓流釣り以外の沢登りの人の参考になれば嬉しいです。
佐目子谷川とは
琵琶湖の東側に流れ込む愛知川の上流には永源寺ダムがあります。ダムに直接流れ込む支流で、ダムの横の入り口には数台車を置けるスペースがあります。ただ、私だったら、1台でも車があり、DAIWAのシールが貼ってあるものなら、入らない気がします。
林道を10分程度登ると、
発電所の取水口があり、あとは人工物がありません。
佐目子谷は愛知川漁業協同組合の管轄で、つりチケ(オンライン)で遊漁券が購入できます
渓流釣り日券が1,000円と格安です。ちなみに私は年券(5,000円)を購入しました。年5回以上行くか微妙です。現在、6月時点で2回行ったのであと3回行かないと年券のもとが取れません。
下流域(急流エリア)
最後の堰堤を超えると、林道は終わり、登山道が並走している河川となります。
かなり険しい渓谷で、登山道にはロープが張られている箇所もありました。
ロープがあっても、こんな急斜面を登るのは、勇気がいります。
愛知川は渓流釣りで人気な河川で、ここには魚がいないだろうと思いつつ、水中を覗くと、
数匹魚が逃げていきました。魚影は濃いので、この区間を攻めても面白いと思います。
河原
険しい渓谷を超えると、大きな河原に到着しました
伏流水となっているのか、ほとんど、水が流れていません。キャンプの絶好の場所、と思いましたが、大雨が降ると、水が溜まる場所なのでしょう。草木が生えていない河原が広がっているので、キャンプの拠点選択には注意が必要です。
5月中旬。山には山桜があり、心が落ち着く場所でした。
石には、何やら文字が刻まれていました。
山を歩いていると、
無心になれる
山から帰ってくると
また行きたくなる
山は生涯の心の友
宗教染みていますが、険しい渓谷を超えてこの風景を見ると、心に染み入るものがありました。
河原の上から釣り開始
河原の終わりくらいの水中にはあまごが結構な数いました。早速アタリがあり、ちびあまごが釣れました。
だがしかし、後が続かない。入渓者も多いのでしょう。良いポイントが特にスレている気がしました。
支流に逃げ込み、
良型の岩魚が釣れました。上流に期待しましたが、アタリすらなし。人が相当数キープしているのでしょう。源流の岩魚はキャッチ&リリースして、岩魚の持続可能性を確保していきたいと感じました。
良いポイントが連続するのにアタリがない。水中を覗くと、
水中にはあまごがたくさんいたので、腕が悪かっただけだと気づきました(笑)
姫ヶ滝
姫ヶ滝の近くまで登ると、あまごと岩魚が交互に釣れるようになりました
心なしか、雨が激しくなり、上流に行くにつれ、魚影の活性が上がった気がします。ただ、帰り道に怖さがありました。
姫ヶ滝は、本流域から、支流に入ったすぐの所にあります。
この滝は高低差があり、感動的でした。中学の修学旅行みた日光の華厳の滝よりも感動は数倍大きかったです。
ただ、残念だったのは、私達が来る前に釣り人が入ったのでしょう。内臓が捨てられていました。愛知川漁協の放流はあまごの稚魚放流だけで、岩魚は完全なネイティブだと思います。岩魚はあまごよりも警戒心が薄く、釣られ切ってしまうと絶滅してしまうので、なるべく、リリースする必要があると感じました。
豪雨・ラストあまご
上流に進むにつれ、雨は強くなり、渓谷は険しくなってきました。
上流に来てもメインの淵よりも小さな淵であまごが釣れます。
1時間程度登り、4時間程度釣り上がりましたが、まだ、釣り人が頻繁に来る場所なのでしょう。
ちょうど良い高低差で、最高の渓谷です
雨が強くなってきたので、この淵でラストです。粘ること10分。水中に糸が引き込まれ、鋭いアタリが!!尺あまごかと思いきや、
全然足りませんでした。
釣りマップ
安全な釣りの参考になれば幸いです。ただ、私の強い思いとしては、岩魚(特に支流)はキャッチ&リリースしてもらえれば嬉しいです。
釣り動画
3部に分けています。是非チャンネル登録とコメントをお待ちしています。
以上
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