2022年6月。滋賀県東近江市杠葉尾町、神崎川源流で渓流釣りをしました。神崎川第一発電所取水口(関西電力)の上まで、舗装道路と山道を40分ほど歩きました。
釣果良好で、20センチ超のあまご・岩魚がたくさん釣れました。しかし、水量が多く、ゴルジュ地帯が続き、ヤマビルも多く、美しくも非常に危険な渓谷だと感じました。複数名で渓流釣りの蔵人と万全の準備の上で、入渓することをオススメします。
最後に地図マップもあるので、渓流釣り・沢登りの人の参考になれば嬉しいです。
愛知川神崎川とは
滋賀県東近江市、永源寺ダムの上流に位置し、愛知川で最も水量の多い谷です。
位置的には三重、伊勢湾が近いですが、ここから琵琶湖の東に流れ込み、淀川を流れ、瀬戸内海に流れつきます。非常に長い道のりです。
ここは愛知川上流漁協組合の管轄で、ネットで遊漁券は購入できませんが、漁業組合が川の入り口にあります。この日は、朝5時から漁協が開いていました。なお、私は年券を購入しています。
流域面積が非常に大きいです。
駐車場・川まで
神崎川は、一般車両が入れません。池田キャンプ場・リバーサイドグランピングナッツ横の入り口には鍵がかかっており、歩いて上る必要があります。
上流に関西電力の水力発電所があるので、道路が綺麗に舗装され、歩きやすいです。が、虫が多い。後ろから20匹近くの虫がついてきて、攻撃してきます。髪の毛の中に入ったり、腹を刺されたりと大変でした。ここでは、虫よけスプレーが必須です。
左側が仙香谷で、降り口もありますが、かなり急です。川との距離があるので、降りるのが大変です。
神崎川は大湯堰堤から神崎川発電所取水口までフライ・テンカラ専用区となっており、エサ釣りができないので注意が必要です。
愛知川上流漁協HP
http://shigakasen.com/pdf/echigawajoryuannaimap.pdf
麓から30分ほど歩くとツカメリ谷入り口につきます。途中まで舗装された階段があり、途中で山道になります。
急ではありませんが、フェルトの靴が広葉樹の葉っぱでツルツル滑ります。獣の足跡もあり、ここで転ぶとヤマビルの餌食になりそうです。
神崎川発電所取水口
かれこれ40分やっと、川に降りれました。堰堤があり、直接登れなさそうです。
左側に登れる梯子がかかっており、
梯子を上り、林道を5分くらい歩き、右側の分かれ道を進むと河原到着です!!
釣り開始
降り口はなだらかな流れで、ちびあまごが、多く、すぐに1匹釣れました。友人もすぐに歓喜の声を!
20センチ超のあまご
カメラの撮れ高を気にして、悠長に取り込んでいたら、手前で逃げられました。ボーナスタイムは始めだけだったようで、上流に向かうにつれ、渋くなりました。
ゴルジュ地帯
6月。梅雨の時期で水量が多く、渓相が美しく最高な場所です。
漁協では、稚魚のみ放流しているようですが、
良型のあまごも多数釣れました。
このゴルジュは進むのをためらいました。水量もさることながら、ウォータースライダー如く、滝壺に落ちそうです(笑)
3つ目のゴルジュ
一寸先はゴルジュ。正確には50メートルも進むとゴルジュが現れます
恐る恐る近づきます
泳げば楽勝で登れそうですが、6月中旬の水温では寒すぎます。
キラリと光る魚達。20センチはありそうです。
このゴルジュは右側の縁が歩けたので、難なく越えられました。増水していると少し難しそうですね。
ゴルジュの先の楽園
やっとのことゴルジュ地帯を抜けました。ここは滋賀。まるで、アルプスの渓谷にいるようです。この水が琵琶湖に注ぎ込み、大阪の水道水として供給されると思うと感慨深い気持ちになります。
大きなアタリ。激しい渓流で生きているからでしょうか?大きさ以上にあまごの引きが強いです。ヒットした瞬間大きく走るので、竿が大きく持ってかれます。
ヒレがピンと美しです。
長くなったので、一旦ここで区切ります。
次回、神崎川ツメカリ谷・ジュルミチ谷・白滝谷を紹介するので、お楽しみに!!
釣りマップ・動画
次回動画もお楽しみ!チャンネル登録してお待ちください!!
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