2023年8月上旬。荒川の支流の一つ、入間川の源流である名栗川で渓流釣りをしました。岩盤が見え、良淵も多く、魚影が濃く、2時間程度で10匹以上のヤマメ・イワナを釣りました。道路も並走し比較的安全に釣りができ、木も張り出していないので、テンカラにも向いている渓谷だと思います。キャンプ場も近いので、キャンプのついでに渓流釣りを楽しむのもありだと感じました。6,000円で揃える渓流釣り道具も記事にしました。
この渓谷には、貴重な天然の岩魚もいるので、私の記事を読んで、この渓谷に渓流釣りに来る人は、キャッチ&リリース、返しなし針の使用をお願いします。リンク張っときます。
キープ目的、返しありの針を使用する人は、遠慮なくページを閉じてもらえればと思います。
名栗源流
埼玉県飯能市上名栗。
名栗のメイン道路である青梅秩父線の山伏峠の麓である湯ノ沢川分岐を直進すると、名栗川の源流になります。大鳩園キャンプ場・白岩渓流園があります。
釣りチケというオンラインで、遊漁券を購入することができ、日券が1,200円と非常に手ごろです。
山中入(大鳩園キャンプ場上)
8月、大鳩園はキャンプ客で大混雑していました。小学生の時、家族でこのキャンプ場に泊まったことがあり、非常に楽しかった思い出があります。竹の釣り竿でヤマメを釣ろうと、何時間も1つの淵で粘りましたが釣れませんでした。悔しかったけれど良い思いです。
中山入には、浄水場の取水口があり、取水口付近(50m程)は釣り禁止となっています。林道のサイドに数か所車を置ける所もありますし、大鳩園の有料駐車場もありました。
非常に美しい渓谷です。
警戒心は、非常に強く、淵の近くに無防備に近づくと、サッと、魚が逃げていきます。慎重に近づき、上流からエサを流すと、釣れました!20センチのヤマメです。非常に美しい。エサは、近所で取ったイトミミズを使用しています。
良淵が多く、
良型のヤマメがヒット来ます。
小学生のころ、この場所で釣りがしたくて、1人で来たことがありました。親に連れて行ってもらえず、市内から自転車で3時間ほど登ってきたことがありました。上り坂もあり、よく漕いで頑張ったと驚きます。その時は、1匹も釣れませんでしたが・・。それほどまでに釣りへの情熱が大きかったことを思い出しました。
テンカラもオススメ
針葉樹林が多く、間伐・枝打ちがしっかりされており、森全体が明るいです。この地域の木材は、西川材と呼ばれています。伐採された木材は、入間川に流され、荒川を通り、江戸の町の建材として利用されました。江戸時代と比べると、建築用法・鋼材利用が増え、相対的に木材の需要は減少していますが、まだまだ、森林整備が盛んだということが分かります。
さて、明るい渓谷であるがゆえに、テンカラを投げれる場所が多いと感じます。
至る所で岩盤が見えており、適度に高低差があります。魚から釣り人が見えづらく、テンカラにもオススメだと思います。
イワナも生息
釣り道具の紹介
使用している仕掛け・釣り道具を紹介します。
釣り竿
御池川は川幅が広いので、春渓・超硬・6.1mを使っています。
もしくは、使い勝手の良い雪渓・超硬なんかも良いです。
木が張り出している所が多いので、跳ね返りを考えると超硬がオススメです。
天井糸
竿の先には天井糸をつけると、木に糸が引っかかりづらくなります
糸
糸は0.4号を使っています。40センチの魚でなければ、渓流魚はたいてい上げられます。仕掛け長は、5mの竿に対して、2~3m程度にするのがベター。
目印
付けるの楽で重宝してます
針
返しがなくて、服に引っかかってもすぐ取れます。リリースする魚へのダメージも小さく済みます。
重り
一番軽いのをいつも使ってます
流れが緩やかな淵には、イワナがいました。岩魚は何度も食いついてきてくれました。ヤマメと比べると警戒心が薄く、食べることに貪欲です。
イワナは山女魚よりも上流に生息しています。名栗川は、大持山(1,294m)、武川岳(1,051m)を源としています。平地が30℃でもこの渓谷は20℃と非常に涼しく、水温も20℃以下となっています。淵も多く、イワナが好む環境なのだと思います。この地域に生息するイワナは天然物も多く、貴重な個体です。この記事を見て、名栗渓谷に渓流釣りに来る人は、イワナはキャッチ&リリースでお願いします。
針も魚へのダメージが少ない、スレ針(返し無)を使用ください。私のオススメは、吉村渓流です。針掛かりも良く、返しもないので外しやすいので、使いやすいです。
動画
同日夕方に釣りに行きました
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