最近、日本株を始めた友人が鉄道系銘柄を買っていたので、調べてみました。
鉄道系は、ディフェンシブであり、資産ポートフォリオとしても良いと思います。箱根温泉が好きなので、小田急に親近感があるので、調べてみました。
新宿拠点の鉄道大手。
四季報
複々線化機に沿線活性化に軸足。
箱根観光開発に傾注。不動産、ホテルも
沿革
1923年 小田原急行鉄道設立
1927年 小田原線(新宿~小田原間)開通
1948年 東京急行電鉄から分離、小田急電鉄設立
1949年 株式上場
1950年 箱根登山線乗り入れ
1961年 小田急百貨店設立
1991年 JR東海御殿場線との相互直通運転開始
2019年 ヒューマニックHD(リゾート人材派遣)の株式取得
2023年 小田急第一生命ビル持分売却
事業内容
運輸業:鉄道事業、バス事業、タクシー事業、航路事業(箱根観光船)、索道業(箱根登山鉄道)、鋼索業(大山観光電鉄)
流通業:百貨店業、ストア業
不動産業:不動産分業業、不動産賃貸業
その他の事業:ホテル業、レストラン飲食業、旅行業、ゴルフ場業等
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連19.3 | 526,675 | 52,089 | 49,687 | 32,468 | 90.1 | 21 |
連20.3 | 534,132 | 41,103 | 38,299 | 19,923 | 55.1 | 21 |
連21.3 | 385,978 | -24,190 | -31,223 | -39,804 | -109.6 | 10 |
連22.3 | 358,753 | 6,152 | 4,699 | 12,116 | 33.4 | 10 |
連23.3 | 395,159 | 26,601 | 25,119 | 40,736 | 112.1 | 21 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金676億円(5%)
分譲土地建物366億円(3%)
有形固定資産1兆94億円(79%)
負債
有利子負債6,488億円(51%)
純資産
自己資本比率30%
配当性向18.7%
利益剰余金2,524億円(20%)
損益計算
売上高
営業利益率6.7%
経常利益率6.4%
当期純利益率10.3%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 49,363 | 47,866 |
固定資産 に対する支出 | 73,478 | 48,025 |
株価 個人的な購入価額
2120.5円(2023.8.1)
時価総額781,399百万円(08/01)
配当利回り(会社予想)1.04%(08/01)
1株配当(会社予想)22.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)12.27倍(08/01)
PBR(実績)(連)1.96倍(08/01)
EPS(会社予想)(連)172.82(2024/03)
BPS(実績)(連)1,082.56(2023/03)
直近5期の平均EPS:36円
進捗:17%(1Q)
需要・顧客構造(+10%):
小田急は人口が増加している首都圏の路線を持っています。新宿をメインとし、人口が増える傾向にあり、国内の人口減少に左右されず、安定した収益を確保できそうです。千代田線と直通運転しており、24区内から箱根向けの観光需要を取り込めるのは魅力的です。
競争環境(+10%):
鉄道・交通は地域独占なので、競争環境は大丈夫そうです。観光業は、競合が多いですが、好立地に出店し、箱根という観光資源を押さえているので、競争力は高そうです
ビジネスモデルの有望性(+10%):
箱根温泉向けの路線、リゾートホテル関連の資源を持っており、円安によるインバウンド需要による業績アップに期待が持てます。
株主優待(+5%):
500株以上で電車全線優待乗車証がもらえます。全線優待乗車証が4枚2,500円で販売されているので、それなりに価値がありそうです。500株までは優待がないので、小田急買うなら500株以上だと思いました。
個人的な好み(+20%):
小田急沿線が魅力的であり、箱根が大好きなので、買いたいです
個人的な目標株価
PER173(直近の見通しを使用)×14倍=2,422
PBR1,082×0.7倍=757
プレミアム1,590×1.1×1.1×1.1×1.05×1.2=2,667
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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