スポンサーリンク

日本コンピュータ・ダイナミクス(4783)

企業分析
スポンサーリンク

10年前に駐輪システムで知り、日本コンピュータ・ダイナミクスの株を購入し、テンバー株となったことがありました。

急騰から一旦収束しましたが、業績も良いので、調べてみました。

システム開発、運用サービス、駐輪場管理システムが経営の3本柱。
駐輪場の運営事業も展開

四季報

沿革

1967年 東京都渋谷区に設立、システム開発事業を開始

1995年 サポート&サービス事業を開始

1997年 パーキングシステム事業を開始

2000年 株式上場

事業内容

システム開発事業:システム構築ソリューション、パッケージソリューション、アプリケーション保守・運用ソリューション

サポート&サービス事業:インフラ構築ソリューション、インフラ保守・運用ソリューション、業務サポートソリューション

パーキングシステム事業:駐輪場の設営・運営・管理受託、駐輪場管理システムの販売及び運営、自転車関連の総合コンサルティング

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
21.317,56324238814518.114
22.320,55090295645856.814
23.322,8531,1951,21267283.320

セグメント

有価証券報告書23年3月期

財務諸表

資産

現金預金39億円(32%)
有形固定資産15億円(12%)

負債

有利子負債23億円(19%)

純資産

自己資本比率40%
配当性向24%
利益剰余金38億円(31%)

損益計算

売上高
営業利益率5.2%
経常利益率5.3%
当期純利益率3.0%

キャッシュフロー

投資額(億円)

科目前期当期
減価償却費278338
固定資産 に対する支出545637

株価 個人的な購入価額

1,200円(2023.11.17)

時価総額10,560百万円(11/17)
配当利回り(会社予想)2.67%(11/17)
1株配当(会社予想)32.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)11.45倍(11/17)
PBR(実績)(連)1.74倍(11/17)

EPS(会社予想)(連)104.79(2024/03)
BPS(実績)(連)688.36(2023/03)

直近5期の平均EPS:63円

進捗:71%(2Q)

需要・顧客構造(+20%):

パーキングシステム事業は、駐車場利用料収入もあり、駐輪場設置エリアの人の流れの良によって、業績が左右されます。コロナ禍の外出制限により、業績が低迷したようです。コロナのような感染症が無ければ、パーキングシステムの業績は安定しそうです。

一方、システム開発事業も古くからの顧客も多く、幅広い業種と取引しているので、業績は安定しそうです。

日本コンピュータ・ダイナミクス決算説明資料

競争環境(+20%):

駐輪場システムは、高見沢サイバネティックス・オムロン・アマノ・日本信号・アグナスなど多くの会社が作っており、競争環境は厳しそうです。しかし、1度導入された駐輪システムを変更するのは難しく、既存の顧客から安定した収益を得ることができそうです。

システム事業は、多くの会社がありますが、システム人手不足が進んでおり、競争環境はそこまで厳しくなさそうです。

ビジネスモデルの有望性(+10%):

ジャパンコンピューターサービスという従業員240名のシステム会社を買収する予定です。買収金額によりますが、日本コンピュータ・ダイナミクスの既存の顧客のシステム開発ニーズと組み合わせれば、シナジー効果が期待できそうです。

株主優待(+2%):

保有期間に応じて、クオカードがもらえます。1,000株3年未満保有で2,000円のクオカードなので、少しハードルが高いです。

個人的な好み(+10%):

複数の企業の駐輪システムを使ってみましたが、日本コンピュータ・ダイナミクスのものが最も良いと感じています。また、昔日本コンピュータ・ダイナミクス株を保有していた時、量子コンピュータみたいな技術を開発したという話になり、株価がテンバーがとなりました。あの技術はどこへ??全く話を聞かなくなりましたが、良い思い出があり、親近感を持っています。

個人的な目標株価

PER63×14倍=882
PBR688×0.7倍=482
プレミアム682×1.2×1.2×1.1×1.02×1.1=1,212

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました