パーク24が買い時だ!と思い、株価が下落しているタイミングで買い増しを行いました。
結果、1,000株まで積み上がり、含み損も5万円を超えました。
少し不安になったので、パーク24の国内駐車場事業の競合である日本駐車場開発を調べてみました
商業施設等の転貸型月極駐車場を国内外で運営。
四季報
傘下に日本スキー場開発、テーマパークも
沿革
1991年 大阪市寝屋川市に設立
2001年 トヨタ自動車が資本参加
2003年 株式上場
2005年 スキー場の運営・管理を目的として日本スキー場開発を設立
2006年 日本スキー場開発がサンアルピナ鹿島槍スキー場を購入
2009年 日本スキー場開発が竜王観光(長野)の全株式を取得
事業内容
①駐車場事業
直営事業、リーシング事業、マネジメント事業、マンスリーレンタカー事業等
②スキー場事業
連結子会社である日本スキー場開発株式会社、株式会社北志賀竜王、株式会社鹿島槍、川場リゾート株式会社、白馬観光開発株式会社、栂池ゴンドラリフト株式会社、株式会社岩岳リゾート、株式会社スパイシー、めいほう高原開発株式会社、株式会社ハーレスキーリゾートが運営
③テーマパーク事業
那須ハイランドパーク、那須高原りんどう湖ファミリー牧場、栃木那須地域の別荘管理
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連20.7 | 22,979 | 2,672 | 2,741 | 1,201 | 3.6 | 4.5 |
連21.7 | 23,785 | 3,263 | 3,460 | 2,335 | 7.1 | 4.75 |
連22.7 | 26,271 | 4,582 | 4,639 | 3,125 | 9.6 | 5 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金111億円(38%)
有形固定資産119億円(41%)
投資有価証券8億円
敷金及び保証金6億円
負債
有利子負債79億円(27%)
企業結合に係る特定勘定
藤和那須リゾート株式会社において将来発生する修繕費等を株式を取得の際に負債に計上しています
純資産
自己資本比率39%
配当性向38%
利益剰余金146億円(50%)
自己株式▲49億円(▲17%)
非支配株主持分22億円(8%)
損益計算
売上高
営業利益率19.4%
経常利益率19.5%
当期純利益率13.8%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 1,231 | 1,341 |
固定資産 に対する支出 | 1,730 | 4,221 |
株価 個人的な購入価額
210円(2023.10.2)
時価総額73,164百万円(15:00)
配当利回り(会社予想)2.62%(15:00)
1株配当(会社予想)5.50(2024/07)
PER(会社予想)(連)13.85倍(15:00)
PBR(実績)(連)5.84倍(15:00)
EPS(会社予想)(連)15.16(2024/07)
BPS(実績)(連)35.97(2023/07)
直近5期の平均EPS:7.1円
需要・顧客構造(▲5%):
駐車場需要は、自動車利用者がメインで、国内の需要減少、自動車保有比率の低下など厳しそうです。
競争環境(+10%):
駐車場事業は、パーク24、三井のリパーク、東京建物のNPCがあります。パーク24が圧倒的なシェアを有していますが、日本駐車場開発は業界2位の位置づけです。比較的、競合相手も少なく、価格競争には陥っていなさそうです
ビジネスモデルの有望性(+10%):
駐車場事業は内需縮小やカーシェア利用増加により、長時間駐車するニーズは減少し、業績にマイナスに働きそうです。一方、スキー場開発は、老朽化している施設を買収し、日本駐車場開発のノウハウを注入することで、再び成長できそうです。一昔前は、スキー場には自家用車で行くのが主流でしたが、自動車離れが進み、スキー場までのアクセス方法を見直すだけでも、新たな需要を開拓できそうです。日本駐車場開発(日本スキー場開発)のアイディアに期待しています
株主優待(+2%):
様々な株主優待がありますが、スキー場・観光施設に行く人のみメリットがある優待券ですが、割引率も低く、価値は低そうです
個人的な好み(+5%):
自己資本比率が4割台と財務に問題はありませんが、現金保有比率が高すぎる気がします。仮に現金預金を有利子負債の返済に使った場合、自己資本比率が77%まで跳ね上がります。使途計画があるのでしょうか?社長一族で3割超株式を有しており、自己株買いの可能性は低いと思いますが、配当金で還元があれば良いなぁと思います。
個人的な目標株価
PER7.1×14倍=99
PBR36×0.7倍=25
プレミアム62×0.95×1.1×1.1×1.02×1.05=77
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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