ネツレンが好きすぎて!保有株式数が千株超となりました。さらに2022年5月25日の決算説明会資料(キャッシュアロケーション)を見て、買い増ししたくなりました。
理由は、
①財務が盤石でキャッシュリッチであること
②配当下限がDOE(株主資本配当率)1.5%で減配幅が小さいこと
③株主還元として自己株式取得を計画
④政策保有株式の着実な売却
⑤自動車業界への期待
過去のブログで、①~②、④は触れているので、
新たに気づいた点を記事にしました。
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
株価指数
661円(2022.7.15)
配当利回り(会社予想)4.54%(07/15)
1株配当(会社予想)30.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)10.99倍(07/15)
PBR(実績)(連)0.44倍(07/15)
EPS(会社予想)(連)60.14(2023/03)
BPS(実績)(連)1,494.67(2022/03)
2022年5月20日に自己株式取得を発表しました。発行済み株式総数に対する割合7.83%or15億円(上限)と大型な自己株買いであり、10%程度上昇しました。当時に配当性向を100%とする株主提案が公表されたので、この提案が影響していると感じます。
株主還元(キャピタルアロケーション)
前回、キャピタルアロケーションに触れていたでしょうか?この決算説明会資料の中で最も価値のある1ページだと思います。
第15次中期経営計画は2021年4月~2024年3月で、2022年5月20日に自己株式の取得15億円(上限)を決定しています。
自己株式取得計画30億円ー既決15億円
=15億円
2024年3月期に15億円自己株買いをするということでしょうか?手元資金が22年3月末で192億円あり、本紙に※で「必要に応じて負債による調達(デッド)も活用」とあるのを考えると、確度が高いと感じました。
政策保有株売却状況
去年の決算説明会の資料で削減計画を発表していました。
有価証券報告書を見ると、宣言通り、29銘柄になっていました。
削減した銘柄は、
日本精工と大成建設の金額規模が大きいです
現在残っている政策保有銘柄に足元の時価を重ねると、
計画では、このうち2銘柄を削減することになるようです。流動性を考えると難しですね。
上位の知多鋼業は、名古屋証券取引所で流動性が低く、市場で売り切るのは難しそうです。日本製鉄は、ネツレンの大株主で、ごちゃ言って売却を許してくれなさそうです。
流動性と含み益を考えるとNTN・アジアパイルHDあたりでしょうか。後で反面調査しようと思います(笑)
感想
財務がS級に良いとはいえ、長期的には、「利益なしには、株主還元なし」。自動車業界の半導体不足による減産の影響が気になります。電力単価は上昇しているとはいえ、原発稼働が見込まれ、製造原価の上昇は一過性で終わる気がしています。
ネツレンの1Q決算発表は、
8月5日15時30分
スケジュールにリマインダーを入れておこうと思います。
以上
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