今日は2022年度のNISA枠最終日。特定口座で含み損のある銘柄を売却し、NISAで買い戻したり、年間譲渡益を減らすべく、損出しをしたりをしました。
メタルアートは非常に割安で気になっていました。
自動車用鍛造品はダイハツのほかトヨタとの取引拡大。
四季報
冷間複合精密鍛造技術は世界でも有数
沿革
1943年 後藤鍛工設立
1962年 株式上場
1995年 3,500t自動鍛造プレスラインを新設
2002年 冷間鍛造ラインを新設
2013年 メタルテックスが九州工場を新設(機械加工ラインを新設)、インドネシアに連結子会社を設立
事業内容
精密型打鍛造品の製造販売に関する事業
自動車・建設機械・農業機械向けエンジン部品及び足回り部品、トランスミッションギヤ・その他産業向け部品を中心に、鍛造から機械加工まで一貫体制で、幅広い業種・部品形状に対応
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連18.3* | 30,456 | 1,292 | 885 | 401 | 127.4 | 30 |
連19.3 | 32,077 | 1,127 | 1,209 | 799 | 253.7 | 35 |
連20.3 | 32,640 | 1,250 | 1,236 | 832 | 265.9 | 35 |
連21.3 | 28,257 | 1,763 | 2,070 | 1,364 | 451.3 | 45 |
連22.3 | 35,010 | 3,206 | 3,308 | 2,215 | 732.8 | 74 |
財務諸表
資産
現金預金80億円(21%)
有形固定資産148億円(38%)
負債
有利子負債39億円(10%)
純資産
自己資本比率46%
配当性向10%
利益剰余金131億円(34%)
損益計算
売上高
営業利益率9.2%
経常利益率9.4%
当期純利益率6.3%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 1,369 | 1,419 |
固定資産 に対する支出 | 1,057 | 2,230 |
株価 個人的な購入価額
2,175円(2022.12.28)
配当利回り(会社予想)1.38%(15:00)
1株配当(会社予想)30.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)3.52倍(15:00)
PBR(実績)(連)0.35倍(15:00)
EPS(会社予想)(連)618.49(2023/03)
BPS(実績)(連)6,285.77(2022/03)
直近5期の平均EPS:366円
進捗:57%(2Q)
需要・顧客構造(▲10%):
自動車部品及び建設機械部品が売上の90%を占めており、景気変動に業績が大きく左右されそうです。
ダイハツ工業・トヨタ自動車向けの販売で、全体の半分くらいを占めます。
競争環境(+10%):
非上場企業、中小企業を含めると、鍛造メーカーは多く存在しており、市場環境は厳しそうです。ただ、自動車向けの大型顧客を押さえており、ダイハツ・トヨタの購買方針が変わらなければ、激しい価格競争に陥ることはなさそうです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
自動車・建機は半導体不足で、生産が後ろ倒しになっており、部品を供給するメタルアートとしては、生産が抑えられている気がします。
自動車の契約残も多く、しばらく、需要の大幅な悪化を心配しないで済み、安定した成長が期待できます。
株主優待(+%):なし
個人的な好み(▲15%):
財務が盤石で、業績も好調です。ただ、直近5期の配当額が30~74円/株と業績の割に、配当額が少ないです。ダイハツが34%有する大株主で、ダイハツの役員も取締役に入っており、ダイハツの方針次第(ダイハツはトヨタの完全全子会社)に大きく左右されそうです。
株価上昇のカタリストに欠けている気がするので、資金に余裕があれば購入したいです。
(→常に資金不足)
個人的な目標株価
PER366×14倍=5,124
PBR6,286×0.7倍=4,400
プレミアム4,762×0.9×1.1×1.1×0.85=4,408
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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