2021年8月下旬。夏も終わりに差し掛かると、釣れる魚は釣られ、魚の絶対数が減り、釣果が上がらないものですね。特に道路の並走し、ポイントの多い本流での釣果は絶望的です。
今年年券の買った久多川の本流も厳しいです。水量も豊富で、良淵が多いため、ルアー・フライを含め、釣り人に大人気です。6月の土曜日の昼に釣りに行くと駐車できるスペースは釣り人で一杯でした。ポイント毎に釣り人がいる濃密っぷり。久多川は漁協が活発で大量のアマゴを放流しているようですが、解禁前の一括放流が基本なので、8月ともなると渋くなります。
この久多川には、年中アマゴを放流している放流濃密区間があります。日券3,000円、半日券(午後のみ)2,000円。年券を買っていても別で、日券を買う必要があります。釣れるとはいえ、今年は年券を購入しているので、年券とは別で日券を買うのは悔しい気がしました。
放流濃密区間の下には、濃密区間から逃げ出したアマゴがたくさんいるのでは?放流魚は、急流で育ったわけではないので、ヒレが発達しておらず、急流に耐えられず、下流に流れていくものです。大雨が何回かあり、下流域にアマゴが逃げ出しているだろうと想像し、釣りに臨みました。
朝5時、久多自然活用村大黒谷キャンプ場から入渓。このキャンプ場バンガローや炊事場があって、よさそうなキャンプ場ですね。廃墟だという口コミもありますが、綺麗な川が近くにあったら、楽しめる気がします。
早速大きなアタリがありました。まさかのウグイ。20センチ近い大物です。アタリは多いですのですが、全部ウグイ。特に、トロ場ではウグイが積極的にエサを追いかけてきました。
少し流れがある落ち込み、少し大きなアタリがありました。ウグイとは違う鋭いアタリ
感覚は正しく、大きなアマゴが釣れました。約20センチ!放流魚なので、遠慮せずにキープしました。
久多本流は、水量・深いポイントが多く、釣り上がりやすいので、魅力的な釣り場です。アマゴがたくさん釣れれば、文句はないのですが、、、
もう1匹釣れた大型のアマゴはザ・放流魚で、傷だらけでした。
他には、チビのアマゴが釣れました。今年生まれた天然ものなのでしょう。非常に美しい。
約1時間でアマゴ3匹、ウグイ多数。良いポイントばかりなので、かなり物足りません。
では、解禁日なら、釣果は最高なのでしょうか?ノンノンノン。解禁日の方がもっと厳しかったです。漁協の人は、「大量に放流したで!」と言っていましたが、本流で5時間釣りして、1匹。雪も舞う極寒な日だったので、涙なしでは語れない釣果となりました。(久多解禁日の記事もあります)
水温が低いと魚の活性は極端に低いようです。釣れ出すのは、4月頃の温かくなった頃、雨で濁りが出て、魚の活性が高くなったときでしょうか?いろいろ試してみようと思います。
8月下旬。釣り人が多く入渓していると思いましたが、6時過ぎても私達しか見ませんでした。前回の活況ぶりを目の当たりにしているので、拍子抜けしました。
9月末。もうすぐ禁漁時期。禁漁時期に入ったら、久多川放流濃密区域で釣りしようと思います。記事書くのでお楽しみに!
久多放流濃密区間下の動画も作成しました!
久多本流の動画は、
久多源流の動画は、
以上
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