羽田・伊丹に年数回行きます。魅力的なショップや飲食店が多く、飛行機で目的地に行く以外に、楽しめます。
JALとANAが19.8%ずつ有しており、景気に左右されず、安定した収益を稼ぐことができそうです。
羽田、伊丹中心に全国12空港で施設を運営・賃貸、熱や給排水も一部提供。
四季報
一般ビル賃貸も展開
沿革
1970年 国際航業より分離独立し、空港施設を設立
1993年 株式上場
2016年 東京都大田区にホテルJALシティ羽田 東京 ウエストウイング竣工
2021年 神奈川県横浜市に金沢八景国際コミュニティプラザ(国際学生寮)竣工
2022年 AFCアセットマネジメントを設立
事業内容
区分 | 主要事業 |
不動産賃貸事業 | 事務所ビル、格納庫、共同住宅 ホテル、工場用建物等の不動産賃貸 |
熱供給事業 | 地域冷暖房事業 |
給排水運営その他事業 | 給排水運営事業、共用通信事業 太陽光発電事業 |
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連18.3 | 22,791 | 4,103 | 3,726 | 2,219 | 43.4 | 14 |
連19.3 | 24,213 | 4,129 | 3,338 | 2,104 | 42.3 | 14 |
連20.3 | 24,855 | 4,186 | 3,802 | 2,227 | 44.7 | 14 |
連21.3 | 24,155 | 3,831 | 3,617 | -933 | -18.7 | 14 |
連22.3 | 23,777 | 3,280 | 2,962 | 821 | 16.5 | 14 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金86億円(9%)
有形固定資産604億円(60%)
投資有価証券93億円(9%)
負債
有利子負債273億円(27%)
長期預り保証金63億円(6%)
純資産
自己資本比率54.5%
配当性向45%
利益剰余金397億円(40%)
自己株式▲16億円(▲2%)
損益計算
売上高
営業利益率9.8%
経常利益率8.3%
当期純利益率6.1%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 4,135 | 4,822 |
固定資産 に対する支出 | 958 | 2,181 |
株価 個人的な購入価額
557円(2023.7.18)
時価総額29,509百万円(07/18)
配当利回り(会社予想)2.51%(07/18)
1株配当(会社予想)14.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)21.51倍(07/18)
PBR(実績)(連)0.51倍(07/18)
EPS(会社予想)(連)25.90(2024/03)
BPS(実績)(連)1,095.16(2023/03)
直近5期の平均EPS:23円
需要・顧客構造(+10%):
日本航空・全日本空輸・日本空港ビルデングの3社が売上高の半分を占めています。大株主も日本航空21%、ANA21%で役員もこの2社出身者がいます。コロナ禍では賃料減免など大きな損失を計上していましたが、航空産業が安定していれば、アセット事業は、頻繁な価格変更もなく、業績は安定しそうです。
競争環境(+20%):
空港に関連する施設(有形固定資産)を多く保有しており、競合に関係なく、安定した収益を稼ぐことができそうです。
ビジネスモデルの有望性(+5%):
羽田空港1丁目プロジェクトという再整備計画があり、事業・収益を拡大するチャンスがあります。また、空港施設以外の事業を拡大しています。
個人的には、後者のノンアセット事業は、本業と違いノウハウもなく、期待する成果が得られないと感じます。
株主優待(+1%):
100株で自社グループ会社が運営するレストランの食事券2,500円×2回/年がもらえます。ブルーコーナーUC店という羽田新整備場近くの1店舗のみしかなく、羽田ユーザーでなければ、使えません。ラクマで800円ほどで売られているので、優待価値は低そうです。
個人的な好み(▲30%):
コロナ禍で21年3月期は最終赤字に陥ったものの、不動産業なので他の期は安定した収益を稼いでいます。本業に集中したら良く、ノンアセット事業の拡大は余計だと感じます。特にマーキュリアインベストメントへの投資は、身の丈に合っていないと感じます。積極的には購入したくないと感じました。
個人的な目標株価
PER23×14倍=322
PBR1,095×0.7倍=767
プレミアム545×1.1×1.2×1.05×1.01×0.7=534
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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