京都市の北端、久多川の解禁日にあまご釣りをしました
3月上旬なのに、雪が舞っていました。外気・水温の寒さで、体力をかなり消耗し、実力不足でほぼ坊主。
水温低下で魚の活動も鈍く、厳しい釣行になりました。渓流釣りは温かくなってからが良いと学びました(笑)
久多川とは
京都市左京区に位置する渓流です。京都市は都会だというイメージを持っていましたが、ここは、「山・渓流・田んぼ・集落」以上!!とのどかな場所でした。京都市は非常に広いですね。北側は山ばかりで人口密度が低いようです。
この久多川は、967mの峰床山(八丁平)、853mのフカンド山、959mの三国岳、889mの経ヶ岳を源とする渓流です。なんと、滋賀側の葛川に流れ込み、琵琶湖に注ぐ川です。川の下流に行くと滋賀県で、京都に抜けるには峠を越える必要があります。行政区的に不便ではないか不安になりました。
久多漁協の管轄で、釣りチケで日券・年券を購入できます。
私も釣りチケで事前に年券6,000円を購入しました。
久多川本流で釣り
3月7日解禁日!
橋の近くは漁協がたくさん放流すると見込み、朝5時に久多大橋に到着しました。外気温は0度!雪も舞って寒い。夜明けまでに、釣り人と思しき、車が5台上流に通過しました。どうやら、解禁日は3時から漁協が開いているので、漁券を買いに行っていたのだと思います。
駐車できるスペースには大体、車が止まっており、解禁日は釣り人で大混雑です。
橋の下のポイントで大きな放流あまごを釣り上げました。アタリがなくなり下流に移動すると、天然物のちびあまごが食ってきました。
下流の良いポイントで粘るも、魚の気配もあたりもありませんでした。針畑川の合流ポイントに大きな淵があり、2人ほど釣りをしている人がいました。結構魚が滞留していて絶好のポイントであるようです。
自分は1ヵ所で粘って釣りができない性格なので、すぐに上流に移動しました。前日の雨と雪解け水で、川の水量も多く、水が突き刺さるように冷たかったです。
本流の川は左右に蛇行して流れており、渓流魚が好きそうなポイントがたくさんありました。が、魚の姿は見えず、アタリが全くありません。軽いゴルジュもあり、登るのに一苦労しました。
久多自然活用村大黒谷キャンプ場まで移動しました。地図以上に距離がありました。道路との並走地点で漁協の人が、キャンプ場から漁協までの区間には大量に放流していると教えてくれました。期待に胸を膨らませていましたが、全くアタリもなく、魚の姿も見えず、心が折れました(笑)。
水温が低いと魚の活動が落ち、岩の下にへばりつき、出てこないようです
支流で渓流釣り(大黒谷)
久多漁協の濃密放流区(日券・年券とは別に3,000円必要)の手前に大黒谷があります
この沢は峰床山(八丁平)から流れ出る深い沢です。滋賀側の支流は、良い釣果だったので、期待が持てる沢です。
沢に入って、一か所目のポイント
良型のアマゴがヒット!!朝から渋い釣りをしていたので、この1匹は嬉しいです。
大きな淵で、カワムツを釣りました。
沢を登っていくとあまごのアタリも多くなりました。繊細知的な久多川のあまご。エサに食いついても、合わせ(針に掛けること)ないと釣れず、10ヒットで3匹程度しか釣れませんでした。アタリがあるだけで幸せです。
大きな堰堤で小さな岩魚が釣れました。
実は、この大黒谷、道路が並走し、上流には橋があります。ちょうど良い険しさで、魚が好きそうなポイントも多く、非常に良い沢でした。
温かくなったら、大黒谷を再チャレンジしようと思います。また、久多漁協は支流に放流はしていないようなので、支流での釣りはリリース多めで、釣りあがろうと思いました。
ただ、鹿の糞が多くあったので、鹿が多くいるのでしょう。温かくなると、ヤマビルが多く出るので、靴・下半身の露出は注意しようと思いました。
釣り場マップ
釣り動画
以上
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