2024年3月。京都鞍馬寺の目の前を流れる鞍馬川で渓流釣りをしました。源流域の百井谷川は良い渓谷が続き、チビアマゴが釣れました。鞍馬川のメインの源流も奥が深いので、行きたくなりました。
鞍馬川上流の百井谷川
京都の観光地の中心である鴨川の上流は、標高700-900mほどの山があり、源流域ではアマゴ・イワナが釣れます。
賀茂川漁協が管轄しており、放流活動も積極的です。
遊漁券は日券2,750円、年券6,600円とお高めです。日券は去年よりも250円高くなっています。物価上昇の波が、遊漁券にも波及しているのでしょうか?京都市街地、大阪からも行きやすく、入渓者が多い川なので、多少値段を上げても、人は来るのでしょう。
むしろ、値上げをして、釣り人を減らし、来た釣り人がのんびり釣りができるのも有効な戦略だと思います。
鞍馬寺の前のタイムズに
京都鞍馬寺は有名なお寺で、5年前に行きました。鞍馬駅は、叡山電鉄鞍馬線の終点で、電車で行きやすい場所です。駅前にはお土産屋さん、飲食店が多数あります。有料の駐車場も多くあります。新規オープンしていたタイムズパーキングに駐車しました。なお、私の車もタイムズカーシェアで、運営会社のパーク24の株を1,000株以上保有しています。私は大のタイムズ好きです。
市街地の川で、ヤバい香りがしました。心なしか、水質も悪く、アタリも全くありません。
親水公園みたく段になっている所に、ブドウ虫の箱がありました。いつもなら、「ゴミ捨てるな馬鹿野郎」と暴言を吐きますが、今回ばかりは、釣り人が来ていることが分かり、ほっとしました。
ここはダメだと悟り、撤退を決意。タイムズパーキングの精算をすると、330円でした。30分以内の最低料金でした。早めに見切っていてよかったと思います。
百井谷川
鞍馬寺から上流に向かい、百井峠の手前、竹原(たころ)森経塚の辺りを右に行くと、百井谷川となります。下流は里山の緩やかな川ですが、上流に進むにつれて険しくなります。檻に猪が捕まっていたり、鹿の頭が落ちていたりと、京都市街地から近いのに異世界に来た気分です。
待望のチビアマゴ。かなり苦戦しました。里山エリアの魚影は高くありません。
砂防ダムがなく、岩盤が見えて、良い淵になっている所も多いです。賀茂川漁協の解禁日は、アマゴ域とイワナ域があり、この日はイワナ域の解禁日です。
おそらく私が、今年初の釣り人なのでしょうが、アマゴはかなり渋いです。一回釣り逃すと、2回目食ってきません。
イワナ域といいつつ、釣れるのはアマゴばかり。イワナは冬眠中でしょうか?4月ぐらいまでは、岩の奥底で眠っているのだと思います。また、アブラハヤも全く釣れませんでした。アブラハヤも、葉っぱの中で眠っているのでしょう。
京都は山が多いけど
京都市の北側は山が多く、渓谷も多いです。しかし、標高が低く、渓流魚の流域としては物足りません。
京都で一番高い山を知っていますか?
皆子山という滋賀との県境の山が1位です。一昨年登りました。かなりフラットな山で、登山好きには物足りない山です。帰りは、過去最大のヤマビル攻勢をうけました。足を藪道を歩くと、ヤマビルが靴に引っ付いてきて、大変な山だと思いました。
森林整備も美しい
山は間伐が行き届いており、太い気がたくさんあります。植林された木は囲いがされ、守られています。鹿などから守っているのでしょうか?昔は、木材の住宅しかなく、木材需要は今より格段に高かったのだと思います。京都市から近く、山の価値も高かったのだと思います。
上流にも良いポイントが多く、良い淵にはちゃんと魚がいます。
しかし、合わせるのが難しい。木が生い茂っている所も多く、釣れた時に強く合わせると、糸が木に引っかかってしまいます。
滝があるわけでなく、道路の並走している釣り上がりやすい渓谷だと思います。
しかし、今年初の渓流釣りで、足ももつれ、集中力も切れてしまったので、2時間で釣りを終了しました。
上流にも良い渓谷が広がっており、温かくなったら上流も攻めてみたいです。
百井峠の途中の鞍馬川も水量が多く、良い渓谷が広がっているので、行きたいです。賀茂川制覇にはあと、3日程度は必要であり、日券ではなく、年券を買っておけばよかったと後悔しています。
さて、今回の釣行で、GOPROが壊れました。最新版のGOPROを購入しました。次回釣行の動画が高画質になっていると思います。
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