ライドシェア関連銘柄にJVCケンウッドが上がっていました。
中学生の頃、KENWOODのCDプレーヤーを買って、TSUTAYAでCD借りて、MDに録音して音楽を聴いていました。
MDもウォークマンも最早死語となってしまい、JVCケンウッドの事業も車載機器が中心になっているようです。
日本ビクターとケンウッドが経営統合。
四季報
市販製品絞り込み、無線システムと車載機器に重点
沿革
2007年 ビクターとケンウッドが資本業務提携契約を締結
2015年 欧州の車載用部品事業会社ASK Industries S.p.Aを連結子会社化
2018年 OR(Operating Room)映像システムソリューションを手掛けるドイツの会社の株式取得
2018年 ニュージーランドの業務用無線通信システム事業会社の株式を取得
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
◇19.3 | 307,627 | 7,263 | 6,401 | 3,847 | 25.0 | 6 |
◇20.3 | 291,304 | 4,080 | 2,877 | 954 | 5.8 | 5 |
◇21.3 | 273,609 | 4,893 | 4,533 | 2,154 | 13.1 | 5 |
◇22.3 | 282,088 | 9,054 | 8,515 | 5,873 | 35.9 | 6 |
◇23.3 | 336,910 | 21,634 | 21,161 | 16,229 | 99.3 | 12特 |
セグメント
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金562(19%)
棚卸資産678(22%)
有形固定資産547(18%)
のれん24
無形資産181(6%)
負債
有利子負債625(21%)
純資産
自己資本比率33%
配当性向12%
利益剰余金288(10%)
損益計算
売上高
営業利益率6.4%
当期純利益率5.0%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 171 | 176 |
固定資産 に対する支出 | 160 | 158 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 8 | 10 |
配当金の支払 | – | – |
株価 個人的な購入価額
713円(2024.2.22)
時価総額116,932百万円(02/22)
配当利回り(会社予想)1.12%(02/22)
1株配当(会社予想)8.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)10.56倍(02/22)
PBR(実績)(連)1.00倍(02/22)
EPS(会社予想)(連)67.52(2024/03)
BPS(実績)(連)709.87(2023/03)
直近5期の平均EPS:36円
進捗:103%(3Q)
需要・顧客構造(▲10%):
自動車向けの売上比率が高く、景気によって業績が大きく左右されそうです。
ただ、海外売上比率が6割と高く、売上地域のバランスは取れていると思います。
競争環境(+10%):
顧客が自動車業界であり、JVCケンウッドのブランド力も高く、激しい価格競争に陥ることは少なく、競争環境は良さそうです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
自動運転の進化によって、運転中の負担が軽減し、音楽を聴いたり、映像を見たりと高性能なカー機器も増えると思います。また、アルコール検査器など車載機器の部品数は増えそうです。
株主優待(+%):なし
個人的な好み(+5%):
昔、KENWOODのオーディオを使っていたので、親近感を持っています。ケンウッドのカーナビも高機能でお洒落だと思いました。
一方、自己資本比率が3割台と低く、積極的にM&Aで海外事業を拡大させており、景気減退に陥った時に、資金不足にならないか不安を感じています。
個人的な目標株価
PER36×14倍=504
PBR710×0.7倍=497
プレミアム501×0.9×1.1×1.1×1.05=572
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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