2023年7月。兵庫県朝来市和田山町で渓流釣りをしました。川沿いに道路が並走し、釣りやすかったです。見る限り、砂防ダムは1つしかなく、自然の残る良い渓谷でした。良型ヤマメがちらほら出てきました。
最上流
糸井川は、日本海に流れる円山川の上流で、東床尾山(839m)を源としています。上流に「糸井の大カツラ」があります。これは、高さ35m、樹齢2,000年、国の天然記念物に指定されている木があります。樹齢2,000年・・・、すごい。
駐車できるスペースは広く、5台から10台くらいは置けるでしょうか?
さて早速目の前の川で、渓流釣りスタート!!
水量も多くて、良いポイントっぽいですが、当日・前日は大雨。いつもの水量はもっと少ないのだと思います。
魚影が濃いようで、アブラハヤが、すぐに釣れます。ヤマメ・イワナは全くいませんでした。標高800mと渓流魚のエリアとしては少し物足りません。上流域で、アブラハヤが闊歩していると、繁殖したアブラハヤが下流に流され、川全体がアブラハヤになってしまいそうです。
最上流を制する者は、川を制する。魚の世界も厳しそうです。
行くまでの道は、1本片側斜線の所が多いので、車の往来が多いタイミングは、糸井の大カツラまで行くのは厳しそうです。
不動の滝
糸井の大カツラまで不動の滝があります。淵も多く良い渓谷が続いています。
滝の流れ込みでちびヤマメが釣れました。アブラハヤが続いてたので、嬉しい。この辺の淵は、アタリも多く、
この中流れ込みで、
これが不動の滝です。
岩盤の中を川が流れています。落差があって見ごたえがあります。
道路と川までの距離が近く、道路を歩きながら、気になるポイントに竿を出すこともできます。足跡が結構あり、確実にいるポイントで魚がいなかったので、入渓者も多いと感じました。雨が降って魚の活性が高かったこの日でなければ、釣れていなかったかもしれません。
出石糸井県立自然公園
唯一あった砂防ダムの上流は、フラットな渓谷が続いています。案の定、釣れる魚はアブラハヤばかり。入渓者が多く、ヤマメが釣られ切ってしまっているのだと思います。
落差があって、水量もあるこの淵でも・・・アブラハヤでした。渓流登りでこんな滝にぶつかったら、確実に大物がいると思います。残念です。
ぶっ通しで下から、登ってきたわけではありませんが、一通り、糸井川を制覇した気がします。
所々、漁協がヤマメを巻いていた気がします。最上流にヤマメを放流して、ヤマメ比率の川になったら嬉しいなぁと感じました。
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