来年は、岐阜を流れる揖斐川源流に渓流釣りに行こうと思います。揖斐川源流には高い山が多くあり、険しい渓谷には、アマゴやイワナが多く生息すると思います。
イビデンは揖斐川での発電事業を発祥としており、愛着を感じました。
インテル向けICパッケージが主力。
プリント配線板も。
商用車向け排ガスフィルターも大手四季報
沿革
1912年 揖斐川電力設立
1949年 株式上場
1972年 電子回路製品の製造・販売開始
1974年 断熱材セラミックファイバーの製造・販売開始
1987年 ファインセラミックス製品の製造・販売開始
2008年 マレーシアに電子関連製品製造会社を設立
2020年 中国に触媒担体保持・シール材製造会社設立
事業内容
電子、セラミック、建設、建材、樹脂、食品等の製造・販売を主に、設備工事関係、保守、サービス等を行っているほか、グループ製品・原材料等の運送業務
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連22.3 | 401,138 | 70,821 | 74,394 | 41,232 | 295.4 | 40 |
連23.3 | 417,549 | 72,362 | 76,176 | 52,187 | 373.7 | 50記 |
連24.3 | 370,511 | 47,568 | 51,140 | 31,490 | 225.4 | 40 |
セグメント
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金4,436(39%)
有形固定資産4,088(36%)
投資有価証券1,102(10%)
負債
有利子負債3,436(30%)
前受金801(7%)
純資産
自己資本比率44%
配当性向18%
利益剰余金2,557(23%)
損益計算
売上高
営業利益率12.8%
経常利益率13.8%
当期純利益率8.5%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 549 | 460 |
固定資産 に対する支出 | 1,040 | 864 |
株主還元
前期 | 当期 | |
自己株式の取得 | 0 | 0 |
配当金の支払 | 70 | 56 |
株価 個人的な購入価額
4,668円(2024.11.1)
時価総額657,537百万円(11/01)
配当利回り(会社予想)0.86%(11/01)
1株配当(会社予想)40.00円(2025/03)
PER(会社予想)(連)27.18倍(11/01)
PBR(実績)(連)1.33倍(11/01)
EPS(会社予想)(連)171.77(2025/03)
BPS(実績)(連)3,509.50(2025/03)
ROE(実績)(連)6.89%(2024/03)
自己資本比率(実績)(連)43.8%(2024/03)
直近5期の平均EPS:232円
進捗:86%(2Q)
需要・顧客構造(▲20%):
電子部品事業は、パソコン市場向けに製品を提供しており、半導体プラスチックパッケージ基盤等の電子関連製品を米国のインテル社に供給しており、販売比率は31%と高いです。一方、セラミック部門は自動車向けに製品を供給しています。パソコンも自動車も景気変動に大きく左右されるので、イビデンの業績の振れ幅も大きそうです。
競争環境(+5%):
研究開発活動に202億円を支出しており、技術力による参入障壁が高そうです。
ビジネスモデルの有望性(+5%):
汎用サーバー向けを含む高機能ICパッケージ基盤の需要が期待できます。また、中国・新興国市場の産業用車両向けの需要の取り込みを強化しており、成長に期待が持てます。
株主優待(+%):なし
個人的な好み(▲20%):
自己資本比率が44%ですが、現金預金保有額が多く、実質的には無借金経営です。ただ、カタリストに欠け、株価が上昇しなさそうなので、購入したくありません。
個人的な目標株価
PER232×14倍=3,248
PBR3,510×0.7倍=2,457
プレミアム2,853×0.8×1.05×1.05×0.8=2,013
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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