2019年9月、兵庫県円山川支流小佐川。
絶壁の先には巨大な岩魚がいました。小佐川は渓流釣りの人気ポイントであり、道路が並走していない場所にも釣り人の痕跡が。2つの沢を攻め、移動距離は過去最長となりました。
・渓流釣りの経験があり、体力に自信のある人
・名草神社・妙見山に渓谷経由で行こうとする人
天然のイワナもおり、私のブログを読んでこの渓谷に入ろうと思う人は、キャッチ&リリースをお願いします。特にイワナはエサに貪欲で、釣り切ってしまう可能性があります。気づいたら、アブラハヤしかない・・・という渓谷になりかねないので、よろしくお願いします。キープ目的の人は、そっと記事を閉じてください。
また、キャッチ&リリースする魚への負担を軽減するため、返しのない針の使用をお願いします。吉村渓流という針が、オススメです。購読料として、魚のダメージを軽減する吉村渓流の購入をお願いします。
円山川支流小佐川とは
場所:兵庫県養父市八鹿町日畑
小佐川は、日本海に流れ込む円山川の支流にあり、妙見山(1,139m)を源としています。中腹には、国指定の重要文化財に指定されている名草神社があります。名草神社の本殿・拝殿・三重塔には、龍・獅子・鳳凰などの彫刻もあり、参拝目的で行ってみたいと思いました。
小佐川は円山川漁協の管轄です。日券3,000円、年券12,000円です。円山川は流域と支流が多いので、年券を購入して、色々な沢を攻めても楽しそうです。オンラインで遊漁券が購入できるサイトを紹介しておきます。
名草神社と繋がる谷を遡上
小佐川の北側の沢の中腹に車を停め、遡上スタート。道路が沢の近くにあり、移動しやすく、釣りポイントも豊富です。ただ、釣りやすいポイントは釣り人が多く入っており、アブラハヤしか釣れない可能性が高いので、素通りし、上流に移動しました。
川から竿を出せるポイントもあったので、自制するのに苦労しました(笑)
道路の終点から沢から竿を出しました。アブラハヤが大半で、釣れる山女もちびばかり。この沢、釣り人がたくさん入っていると思います。道路は並走していませんが、石垣があり、米作をしていた痕跡があります。沢も緩やかで、登るのに非常に容易な沢でした。名草神社への登山道は別にありますが、沢沿いを歩いても十分も辿りつけると思います。水の中を通ると早くつけるので、靴が濡れるのは覚悟しておいた方が良いと思います。
小さな山女のアタリは多くあっても針に中々かかりません。
小さなポイントで大きなアタリが!!
見事な20cmを超える山女でした。大物を釣ると嬉しいですね。上流に行くにつれて、魚の数が増え、サイズもアップしていきました。
名草神社へと繋がる道まで来ると、水量も少なく、魚がいなくなりました。2人で山女10匹・アブラハヤ多数。物足りなさを感じつつ、道路を下り始めました。
断崖の先の岩魚
午前10時。時間があるので、もう1沢攻めたいと、南側の支流の降り口を虎視眈々と探していました。地図上は沢の横に道路が並走していますが、道路から沢まで距離と高低差がありました。安全な降り口を見つけられません。命懸けで、絶壁をおりました。道路から渓谷まで距離があり、角度も急で降りるのにかなり危険を伴いました。こんな危険な場所には私達以外は入らないので、岩魚パラダイスがあると期待に胸を膨らませた1投目。
大物ヒット!!まさかのアブラハヤで、絶望しました。その後もアブラハヤの熱烈な歓迎を受けました。
しかし、良いポイントにはいました。
27cmの大岩魚!!太さが半端なく太かった。針を飲み込んでしまったので、キープしました。この沢はアブラハヤ流域で、下流は岩魚流域だったので、この1匹だけ下流から滝まで登ってきたのでしょう。
少し下流に行くと、メインの支流と合流します。
この沢は特に岩魚が多かったです。エサが豊富で、サイズも大きく、丸々太っていました。ある岩魚は、口からバッタがはみ出ていました。岩魚の楽園は少しでも多く残しておきたいと思い、魚は全てリリースしました。
少し先に、巨大な滝があり、本日の釣りは終了。小佐川の南側の沢は滝が多く、下流域から釣りあがった時も、滝に阻まれ、遡上を断念しました。滝が人が阻み、岩魚の楽園ができているのだと思います。
釣りマップ・動画
以上
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