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フクビ化学工業(7871)

企業分析
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好財務・好業績、そして株価が割安。

非常に魅力的な銘柄なので、調べてみました。

建築資材軸の合成樹脂製品製造加工の大手。
日米や東南アに生産拠点。
自動車向け産業資材も

四季報

沿革

昭和15年 八木熊を設立

昭和28年 塩化ビニル建材用製品の製造販売を目的に設立

昭和58年 人造大理石「ケンジュール」製造販売開始

平成20年 松下電工より、乾式浴室内装事業を承継

平成21年 長瀬産業より、木質複合素材事業を承継

平成28年 アリス化学の全株式を取得し、完全子会社化

平成30年 積水化学工業よりフェノールフォーム断熱ボード事業を承継

事業内容

建築資材:

GRC、防風透湿シート、左官資材、バスパネル、F見切、内装下地材、断熱材、養生材、長尺クッション、システム二重床、床タイル、エアサイクル、リフォジュール、アリダン等を製造・販売

産業資材:

窓枠、ドア、家具、住設部材、車輌部材、精密化工品等を製造・販売

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
18.340,1771,3611,5811,31563.817.5特
19.341,0101,7661,9781,34665.317.5
20.341,2651,1681,39794646.117.5
21.335,6368271,38691545.017.5
22.336,7411,2701,6261,13655.717.5

セグメント

有価証券報告書

財務諸表

資産

現金預金123億円(25%)
有形固定資産88億円(18%)
投資有価証券35億円(7%)

負債

有利子負債7億円(1%)

純資産

自己資本比率66%
配当性向31%
利益剰余金273億円(55%)

損益計算

売上高
営業利益率25.8%
経常利益率4.4%
当期純利益率3.1%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費1,3901,292
固定資産 に対する支出791753

株価 個人的な購入価額

591円(2023.2.24)

配当利回り(会社予想)3.21%(02/24)
1株配当(会社予想)19.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)10.45倍(02/24)
PBR(実績)(連)0.35倍(02/24)

EPS(会社予想)(連)56.58(2023/03)
BPS(実績)(連)1,666.92(2022/03)

直近5期の平均EPS:55円

進捗:96%(3Q)

需要・顧客構造(▲10%):

国内売上比率が9割超を占め、内需に依存しています。建築資材を取り扱っており、個人所得の状況によって、業績が大きく左右されそうです。

競争環境(+5%):

直近で赤字期がなく、利益が安定し、平均年収も高水準で、競争環境は厳しくなさそうです。HPを見ると特注品が多く、ニッチな領域で競争力がありそうです。

ビジネスモデルの有望性(▲20%):

内需に依存しており、事業が建築着工の増減に左右され、人口減少による需要の漸減に不安があります。

有価証券報告書

2022年度を最終年とする中期経営計画を策定しています。成長への道筋を描いていますが、全体的な需要減少には抗えない気がします。

フクビ化学工業HP

株主優待(+%):なし

個人的な好み(▲10%):

財務が盤石でキャッシュリッチな所が魅力的です。一方、フクビ製品が我が家でも使われているのでしょうが、目につくところになく、馴染を感じません。カタリストも不足していると感じ、積極的に購入したくありません。

個人的な目標株価

PER55×14倍=770
PBR1,667×0.7倍=1,167
プレミアム968×0.9×1.05×0.8×0.9=659

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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