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確定申告(令和2年度e-Taxマイナンバーカード方式)

税金
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確定申告書の提出期間は、毎年2月16日~3月15日までの1か月間が原則です。ただ、1月5日から事前に申告ができ、昨晩、3時間程度で申告を終えました。

マイナンバーカードを使い、パソコンで申告しているので、参考になれば嬉しいです

e-Taxで提出(マイナンバーカード方式のメリット)

e-Taxは、自宅ででき、申告書の印刷・証明書の送付・返信用封筒の作成が必要ありません。マイナンバーカード方式を使うと、紙方式には戻れなくなります。

必要なものは3つ、
・ネット環境
・マイナンバーカード
・ICカードリーダーライタ

ICカードリーダーは、こんな安いので十分です


テンキーもあればなお早いです




注意点はマイナンバーカードの住所を住民票の現住所にしておくことです。引越が多い人は、市役所でマイナンバーカードの住所を現住所に変更しておくことが必要です。

4年前(マイナンバーカード方式がマイナーだった時代)引越の時にマイナンバーカードの住所変更をした時、市役所の事務手続きのミスで、カードの印字された住所は変更されているのに、ICカードデータが変更されていない事態がありました。あの時は、10時間程度無駄にしました。

今年度の申告

Chromeでのe-Tax送信が可能に

去年まではIE(Internet Explorer)のみで不便だったので、非常に良くなりました

しかし、更新・バージョンアップに苦戦しました。大抵ソフトの更新は指示に従って、「次へ」「次へ」と進めていけば、上手くいくものです。

しかし、何度やってもうまくいかず、気づけばexeを2つダウンロードしていました

ポイントは、記載のマニュアルをしっかり読むこと!ただ、このマニュアル、文字も小さく、様々な条件で手順が違く、複雑です。マニュアルを読んでいれば2分ぐらいで終わります。しかし、年配の人・パソコンに普段から触れない人は、電子申告を途中で諦めてしまいそうです

マイナポータル等連携プラットフォーム

確定申告に必要な資料をオンライン上で連携できるようです

なお、利用者フォルダを開設の開設がないとエラーになるので、早速開設しました

開設すると、

国税電子申告・納税システム
ねんきんネット(日本年金機構)

総務省電波利用
MyPost(日本郵便)
e-私書箱(野村総合研究所)
をつなぐことができます

e-私書箱は、保険会社・証券会社・公的機関・勤務先との連携ができます

結構連携している期間がありましたが、私の使っている学資保険・GMOクリック証券・野村證券は連携対象外でした。来年以降の連携に期待します。なお、勤務先の連携は、野村総合研究所のみでした。

配偶者特別控除(妻の収入)

妻が働いており、100-200万円程度の収入があります。この特別控除額は結構ややこしく、50,000円の小刻みで控除額が変わってきます。見込み年収を年末調整で会社に通知していましたが、50,000円ずれていました。

何が所得に該当するのか、配偶者の控除額はいくらなのか、結局私の控除額がいくらになるのか、調べながら再計算するのに苦戦しました。

特別控除の再計算のポイントは、年末調整の書類に数字を入れていくこと!!年末調整の用紙を探すのに手間取ったので、URLを載せておきます

参照:国税庁 給与所得者の基礎控除、配偶者(特別)控除及び所得金額調整控除の申告
《記載例》令和2年分給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書(PDF/9,060KB)

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/pdf/1648_73_r02_input.pdf

貸株金利(配当金相当額(貸株))

GMOクリック証券で保有している日本株式の一部に貸株設定をしています。これは、株式を機関投資家に貸し出すことで、貸し出した株式に応じた金利がもらえます。機関投資家は借り受けた株を使い、信用取引の空売りをすることができます

この貸株金利は、収入金額等の雑所得その他に該当します。FXやCFDの先物取引に係る雑所得等とは違い、源泉分離課税されず、総合課税されます。税務上は非常に痛いです。

なお、貸株期間中に配当金の受け取りが発生した場合の配当相当額(貸株)が入金されます。配当金相当額は、所得税・住民税が源泉徴収された後の金額が入金されますが、なんと、貸株金利と同じ、雑所得その他扱いです。二重で税金が取られることになります。

令和2年は、5,000円中4,000円配当相当額で、税金を加味すると損してしまいました。中間・期末配当日前は、忘れずに設定を外そうと思います。配偶者控除の収入の計算でも貸株金利が含まれるので、今年度の設定をどうするか考えどころです。

感想

複数の株式口座を持っており、損益を通算したこと、ふるさと納税により、1万円程還付される予定です。

早く申告したことで、入金も早くなることに期待しています

ところで、証券CFD・株式CFDの損失が多く、先物取引の損失繰越を毎年しています。ただ今回は30万ほど期限切れになりました。損しない工夫と、損を発生するタイミングの調整を考えようと思いました。

過去の確定申告

2019.2.21

確定申告(国税電子申告e-Taxで今年も申告しました)

2018.2.26

確定申告 電子申告(e-TAX)期限内修正の還付金の扱いが不明・貸株も、、、

2017.2.18

確定申告 電子申告(e-tax) 失効 で大苦戦

以上

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