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大同信号(6743)

企業分析
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3大信号会社の一角でJRが主顧客。
列車制御装置や設備監視向けなどシステム製品に強み

四季報

沿革

1929年 鉄道信号機器の製造、修理、販売及びこれに付帯する工事を営業種目として創業

1944年 戦時体制下の企業整備の趣旨に基づき京三製作所と合併

1949年 企業再建整備法に基づき、京三製作所より分離独立

1962年 株式上場

2011年 三工社を連結子会社化

事業内容

鉄道信号関連事業:鉄道信号保安装置の製造販売並びに設置工事
産業用機器関連事業:主に情報通信機器の製造販売
不動産関連事業:不動産の賃貸

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
21.322,9431,8471,9361,08460.910
22.322,1711,3791,46071640.310
23.319,4969251,00958833.110

セグメント

有価証券報告書23年3月末

財務諸表

資産

現金預金45億円(10%)
有形固定資産99億円(23%)
投資有価証券53億円(12%)

負債

有利子負債58億円(13%)

純資産

自己資本比率53%
配当性向30%
利益剰余金185億円(43%)

損益計算

売上高
営業利益率4.7%
経常利益率5.2%
当期純利益率3.0%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費483414
固定資産 に対する支出305368

株価 個人的な購入価額

417円(2023.11.1)

時価総額7,514百万円(11/01)
配当利回り(会社予想)2.40%(11/01)
1株配当(会社予想)10.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)10.60倍(11/01)
PBR(実績)(連)0.32倍(11/01)

EPS(会社予想)(連)39.35(2024/03)
BPS(実績)(連)1,306.50(2023/03)

直近5期の平均EPS:65円

進捗:赤字

需要・顧客構造(+10%):

JR東日本向けの売上が全体の4割を占めています。交通系の機器を扱っており、景気に左右されず、安定した業績を維持できそうです。

競争環境(+10%):

日本信号・京三製作所・大同信号の3社が3大信号会社と呼ばれています。道路・鉄道は信頼性が重要であり、参入障壁が高く、競争環境はそこまで厳しくなさそうです。

ビジネスモデルの有望性(▲10%):

国内売上比率が9割超で、内需に依存しています。JR東日本への売上比率が高く、地方の需要の少ない路線が廃止されると、業績が縮小しそうです

株主優待(+%):なし

個人的な好み(▲40%):

自己資本比率が5割と財務が安定しています。一方、安定した業種で株価上昇誘因(カタリスト)が少なく、積極的に購入したいと思えません。

昔同じ会社だった京三製作所と統合ができれば、市場での競争環境がより一層改善し、業績もプラスだと思います。しかし、市場支配力を考えると、独占禁止法上再編は難しい気がします。

配当方針は安定配当です。日本電設工業が大株主であり、相互持合いにより、安定株主比率も高い気がします。直近10円配当が続いており、大幅な増配が期待できないと思います。

個人的な目標株価

PER65×14倍=910
PBR1,307×0.7倍=915
プレミアム912×1.1×1.1×0.9×0.6=596

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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