「バビロンの大富豪」というマンガを久々に読み返しました。3回読んでも、学ぶべき点が多い良い本だと感じました。
今回、心を動かされた点をメモとしてまとめました
自分が理解していない商い、金持ちが否定する商いに投資をすると黄金は離れる
投資をしていると、つくづく感じます。自分の理解していない業界の銘柄に投資すると、出口のタイミングが分からず、長期塩漬けしてしまうことが多々ありました。
有価証券報告書を読み、ホームページを見るだけでは、分からないことが多いと感じました。
具体的には、株主構成・経営陣の考え方(同族企業で自分達の利益優先なのか、親会社を牽制するために株主優待を行っているのか、本気で企業改革を考えているのか)、事業の成長性(有報・HPには良いことばかり記載していること)、シナジーの効果(実際に大きなシナジーがないのに、過大に企業買収をしている)
時間をかけて継続して、ウオッチしていると、その企業の本質・問題点が分かる気がします。
非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑にのったり、己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げる
手元資金がないときに、「年利20%運用、FXで一気に稼げる」という言葉に心が動かされる気がします。
「自分は公平な目で世界を見ている」と思っていても、自分に都合のいい情報を選択するフィルターがかかっており、あとで振り返ると、判断ミスだったなぁということがあります。
マンション購入は、己の未熟な経験を盲信してないか不安になります。結構大きな買い物だったので、念入りに、収支計画を立て、検討しました。
しかし、物件を2回見て、「ここが良い!」という思いがあり、購入に資する材料を探していた気もします。物件の悪い材料があっても、それを上回る欲しいという気持ちがあり、購入を決めてしまいました。
マンション購入にあたり、黄金に秀でたものアドバイスを聞けたかも微妙な所です。大学時代の会計士・不動産会社に勤める友人、会社の友人、会社の先輩、管理会社に勤める親戚に相談しました。しかし、これらの人が本当に黄金に良い出ているか微妙な所です。人脈を広げておけば、良かったと少し後悔しました。
金持ち父さん以来のマネー本で、勉強になる本だと感じました。
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