2023年2月。滋賀県甲賀市土山町鮎河のうぐい川で釣りをしました。冬でも渓流釣りができる珍しい川ですが、2月下旬は全く釣れませんでした。 場所の参考になれば嬉しいです。
野洲川うぐい川(鮎河千本桜)とは
野洲川は琵琶湖の東に流れ着く川で、上流は土山漁協の管轄です。つりチケで遊漁券が購入できます。
このうぐい川は、12月17日から3月31日まで釣りができます。鮎河千本桜という桜の名所となっており、4月以降釣りができません。ただ、渓流釣りがオフシーズンでも釣りができるのは非常に良いです。
花見の人が停められる公園の広い駐車場もありました。
下流から入渓
野洲川本流とうぐい川が合流するポイントから釣り開始です。瀬と小さなポイントがあり、温かい季節ならば釣れそうな雰囲気がありました。→しかしアタリなし
橋と交差するまでに大きな淵があります。12月解禁のタイミングではここに放流しているのでしょう。深さもあり、魚が隠れられそうな石もあり、いかにも良そうな雰囲気です。→しかしアタリなし
川沿いは小さな砂防ダムが連続しています。
砂防ダム毎にある程度深さがあり、魚の良そうな雰囲気です。
ここも良そうです。→しかしアタリなし
護岸を固めるために蛇篭(鋼線・ロープの籠に砂利を入れたもの)が入っており、際を狙うと引っかかります。温かい季節ならば、手を入れて取りに行きますが、冬はそんな覚悟もなく、強く引っ張っると糸が切れてしまいました。
ノーヒット・・・せめて、うぐいくらい釣れれば、気が紛れるのに、全く生命の気配がありません。
上流部
桜並木の区間を抜けると、天然渓流っぽくなってきました。この淵良そうです。右の小さな沢も、釣り人が入っていなくて、釣れそうな雰囲気です。→しかしアタリなし
一つ上にも深い淵がありました。流れが速いので、冬の渓流魚には厳しいような気がします。冬はエサが無いので、魚は葉っぱの中や岩の中に入って身動きを取りません。以前、4月下旬に釣った岩魚の体の真ん中が傷だらけでした。岩の中に頭から突っ込んで、体に傷がついていたんだと思います。
さらに上流はフラットで、あまりいい淵はありませんでした。温かくなるとチビアマゴがいて、少しは楽しめるのでしょうが、今はまだ早かったです。
ヒットのないまま、大きな砂防ダムに到着しました。深い。怖い。
1人で釣り上がってた時に、砂防ダムと出会うと恐怖を感じます。落ちたときに、溺れる可能性もあるし、お化けが出るのではないかと、いう意味不明な怖さもあります。2人で来るときは、全く恐怖を感じないのに不思議ですね。
釣れる可能性を全く感じず、6mの竿では全く届かないので、手前を3投やって、早々に諦めました。鯎川砂防ダムまで攻めようと思いましたが、1つ目の砂防ダムで怖気づいてしまいました。
滞在時間は、1時間ほどでしょうか。
帰りは桜並木を歩いて帰りました。宝くじの助成金で灯篭などを整備してるようで、桜の季節はさぞ綺麗なのでしょう!鮎河千本桜は、平地と比べ遅咲きなのも魅力的です。行ってみたいです。
釣りは温かくなってから、と学んだ釣り紀行でした。
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