鰻銘柄の分析を進めています。
鰻養殖をしているヨンキュウ、沖縄沖永良部島で鰻の完全養殖をしている新日本科学、鰻たれのユタカフーズ、ユタカフーズの親会社の東洋水産・・・そろそろネタが無くなりつつあります。
ジェイグループはよく読ませてもらっているブロガーさんが鰻飯を株主優待で食べました!と紹介していました。勝手に鰻銘柄だと認識し、株主優待としての格が高いと思い、調べました。
居酒屋『芋蔵』や『ほっこり』など飲食店を東海地盤に展開。
多業態に特色。
不動産賃貸・売却も四季報
沿革
1997年 名古屋市中区に設立し、「にんにくや本店」「千都」「ラグーン」をオープン
2003年 焼酎を豊富に取り揃えた軍鶏・黒豚・焼酎「芋蔵」1号店を名古屋市中村区名駅にオープン
2006年 株式上場
2018年 不動産業を営むジェイアセットを100%子会社化
事業内容

業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連20.2 | 14,210 | 91 | 8 | -174 | -19.2 | 3 |
連21.2 | 6,700 | -1,543 | -1,465 | -2,352 | -249.3 | 1.5 |
連22.2 | 4,703 | -1,888 | -1,900 | -602 | -63.3 | 0 |
連23.2 | 8,013 | -1,032 | -901 | -549 | -57.7 | 0 |
連24.2 | 10,433 | 309 | 305 | 247 | 21.0 | 3特 |
セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金13(14%)
有形固定資産59(64%)
のれん3(3%)
差入保証金8(9%)
負債
有利子負債56(61%)
純資産
自己資本比率16.9%
配当性向14%
利益剰余金▲30(▲33%)
損益計算
売上高
営業利益率3.0%
経常利益率2.9%
当期純利益率2.4%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 3 | 3 |
固定資産 に対する支出 | 1 | 3 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | – | – |
配当金の支払 | 0 | 0 |
新株予約権行使による株式の発行による収入
前期9、当期2
株価 個人的な購入価額
690円(2025.3.4)
時価総額8,554百万円(15:30)
配当利回り(会社予想)0.58%(15:30)
1株配当(会社予想)4.00円(2025/02)
PER(会社予想)(連)19.28倍(15:30)
PBR(実績)(連)4.07倍(15:30)
EPS(会社予想)(連)35.79(2025/02)
BPS(実績)(連)169.46(2025/02)
ROE(実績)(連)18.41%(2024/02)
自己資本比率(実績)(連)16.9%(2024/02)
直近5期の平均EPS:-(コロナ禍で大幅な赤字)
進捗:129%
需要・顧客構造(▲10%):
外食、飲食業の中でも高価格帯のお店が多く、個人所得の状況によって、客足が大きく左右されそうです。
競争環境(▲10%):
外食、飲食業は参入障壁が低く、個人を含め競合が多くおり、競争環境は厳しそうです。ジェイグループの店舗は様々な業態で競争力が高そうですが、厳しい競争環境の中、超過利益を得るのは難しそうです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
高速道路のパーキングエリアでの出店を増やしています。高速道路は利用客も多く、単価も高いので、業績の押上効果が大きそうです。お洒落なお店が多く、インバウンド需要の取り込みによる成長にも期待が持てます。
株主優待(+50%):
100株で2,000円、200株で4,000円の株主優待食事券がもらえます。優待利回りは2.8%とかなり豪華で魅力的です。

個人的な好み(▲10%):
24年11月末の自己資本比率は21.7%と少し物足りなさを感じます。直近5期のうち4期が最終赤字であり、新株発行により、何とか生き延びている感があります。
株主優待で株価が維持されており、優待廃止により、株価が暴落するので、購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER-
PBR169×0.7=118
プレミアム118×0.9×0.9×1.1×1.5×0.9=142
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
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以上
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