今年も半導体関連銘柄が絶好調です。3年前に株価指数が割高だと判断し、購入しなかったことを後悔しています。
熊本・北海道の半導体工場が進んでおり、韓国も世界最大規模の半導体製造拠点建設へ、68兆円の投資計画を発表しています。半導体装置メーカーの好景気はしばらく続きそうだと感じ、調べてみました。
半導体やFPD等の製造装置メーカー。
四季報
枚葉式半導体ウエハ洗浄装置で世界首位。
後工程も
沿革
1939年 東芝における事業の一部を承継、設立
1969年 株式上場
1993年 芝浦自販機を設立
2010年 芝浦ハイテックを完全子会社化
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連19.3* | 53,090 | 4,000 | 3,782 | 2,480 | 187.6 | 46.7 |
連20.3* | 47,141 | 3,123 | 2,769 | 1,944 | 146.9 | 36.7 |
連21.3* | 44,794 | 2,957 | 2,820 | 1,969 | 148.7 | 36.7 |
連22.3* | 49,272 | 5,050 | 4,877 | 2,983 | 225.1 | 76.7 |
連23.3* | 61,001 | 10,906 | 10,514 | 9,198 | 693.8 | 187 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金272億円(33%)
有形固定資産117億円(33%)
契約資産243億円(30%)
負債
有利子負債88億円(10.7%)
純資産
自己資本比率40.3%
配当性向26.9%
利益剰余金209億円(26%)
損益計算
売上高
営業利益率17.9%
経常利益率17.2%
当期純利益率15.1%
キャッシュフロー
投資額(億円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 19 | 18 |
固定資産 に対する支出 | 4 | 12 |
株価 個人的な購入価額
7,140円(2024.1.26)
時価総額99,759百万円(01/26)
配当利回り(会社予想)2.31%(01/26)
1株配当(会社予想)165.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)13.14倍(01/26)
PBR(実績)(連)2.78倍(01/26)
EPS(会社予想)(連)543.50(2024/03)
BPS(実績)(連)2,569.81(2023/03)
直近5期の平均EPS:280円
進捗:54%(2Q)
需要・顧客構造(+10%):
半導体は、5G・自動運転・EV・IoT関連市場などで必須なアイテムであり、その半導体を作る装置需要は、安定した需要があります。ただ、景気変動によって、受注が大きく左右され、業績の変動は大きそうです。
競争環境(+20%):
実績と強みのある次世代・先端半導体に対応した装置開発・販売を推進し、グローバルニッチトップ製品を核に更なる拡大を目指しています。FPD分野では主要サプライヤとしてのポジションを有しており、研究開発活動に31億円支出しており、スタッフも290名いるので、競争力は高そうです。
ビジネスモデルの有望性(+20%):
中国向けの売上比率が34%と大きいです。日中貿易摩擦の激化により、国内の半導体製造装置を中国に販売できなくなると、業績に大きくマイナスだと思います。
しかし、社会のデジタル化が進む中で、半導体・FPD製造装置の成長に期待が持て、中国の落ち込みを他国の成長で補うことができると思います。
株主優待(+%):なし
個人的な好み(+20%):
自己資本比率は4割台と低いですが、契約資産が多いので、実質的には無借金経営です。東芝が11%の株を有しており、配当性向は30%です。半導体は需要環境が良いと、利益率が大きく広がることがあり、大幅な増配に期待を持てます。夢が大きいのが好きです。
個人的な目標株価
PER280×14倍=3,920
PBR2,570×0.7倍=1,799
プレミアム2,860×1.1×1.2×1.2×1.2=5,435
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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