スポンサーリンク

トーヨーアサノ(5271)

企業分析
スポンサーリンク

最近関心があるコンクリート2次製品の大手企業を調べてみました。

競合他社と比べると、財務と業績が弱い気がしますが、どうでしょうか?

コンクリ2次製品の中堅。
主力は中低層ビル用高支持力パイル。
トンネルなど内部構造材も扱う

沿革

東洋パイルヒューム管製作所

1951年 コンクリートパイルとヒューム管の製造販売を目的に設立

1962年 株式上場

東扇アサノポール

1951年 設立

1974年 東京都西多摩郡瑞穂町に東京工場を設立

1997年 東洋パイルヒューム管製作所と東扇アサノポールが合併し設立

2000年 日本セグメント工業の株式を追加取得し子会社化

事業内容

コンクリート二次製品、コンクリートセグメントの製造・販売及び工事請負を主たる業務

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
18.216,138756712474377.450
19.216,4641,2961,249807636.7100
20.213,3902342179674.875
21.216,421304295160123.850
22.217,76014217811488.550

セグメント

財務諸表

資産

現金預金21億円(12%)
有形固定資産80億円(45%)
投資有価証券3億円(2%)

負債

有利子負債65億円(37%)

純資産

自己資本比率20.9%
配当性向57%
利益剰余金24億円(13%)

損益計算

売上高
営業利益率0.8%
経常利益率1.0%
当期純利益率0.6%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費590619
固定資産 に対する支出855935

株価 個人的な購入価額

1,446円(2022.8.19)

配当利回り(会社予想)3.46%(08/19)
1株配当(会社予想)50.00(2023/02)
PER(会社予想)(連)11.71倍(08/19)
PBR(実績)(連)0.51倍(08/19)
EPS(会社予想)(連)123.49(2023/02)
BPS(実績)(連)2,849.54(2022/02)

直近5期の平均EPS:260円

進捗:42%(2Q)

需要・顧客構造(▲5%):

民間向けの案件が多い気がし、建築着工動向次第で業績が大きく左右されそうです

競争環境(+10%):

この業界は、アジアパイル・三谷セキサン・日本コンクリート・トーヨーアサノ・旭コンクリート工業が競合で、寡占状態となっているので、市場環境は厳しくなく、安定した収益を稼げそうです。他社と違い、杭(パイル)の製造だけでなく、設計支援、施工にもかかわっているのが、強みだと思います。

ビジネスモデルの有望性(▲20%):

売上高の9割以上が国内であり、主力のコンクリートパイルの需要は右肩下がりなので、業績の成長性に期待が持てません

株主優待(+3%):

500株で静岡県沼津市近郊の商品5,000円相当がもらえます。最低70万円超なので、かなりハードルが高いです

個人的な好み(▲30%):

同業他社と比べると圧倒的に財務が弱いと感じます。業界が傾いたときに、真っ先に傾きそうな気がするので、あまり手を出したくありません。

個人的な目標株価

PER260×14倍=3,640
PBR2,850×0.7倍=1,995
プレミアム2,818×0.95×1.1×0.8×1.03×0.7=1,698

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

コンクリート2次製品他社ブログ

下水道向け首位、日本ヒューム(5262)

基礎杭のアジアパイルホールディングス(5288)

日本コンクリート工業(5269)

三谷セキサン(5273)

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました