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アドウェイズ(2489)

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アフィリエイト銘柄2社目です

ネットのアフィリエイト(成果報酬型)広告で国内大手。

海外広告配信網やSNSとの提携強化(四季報)

沿革

2000年 岡村氏が大阪市東淀川区にて、個人事業としてインターネット専門の広告配信ネットワークサービスを目的とした会社を設立

2011年 伊藤忠商事への第三者割当による自己株式の処分により、伊藤忠商事の持分法適用会社になり資本・業務提携を強化

2012年 ディー・エヌ・エーと広告事業及びソーシャルゲーム事業において戦略的提携

2014年 本社を新宿区西新宿に移転

2017年 スマホ向け広告プラットフォーム「UNICORN」を提供開始

2019年 博報堂DYメディアパートナーズとの資本業務提携

事業内容

日本やアジア及び北米において、PC及びスマートフォンを含む携帯端末向けにマーケティング活動を行う広告主(クライアント)と提携メディアを、アフィリエイトサービスを通じて繋ぐ、アフィリエイトサービスプロバイダー(以下、「ASP」という。)として、アフィリエイトを中心としたインターネット広告サービスの提供

業績

業績売上高当期 利益一株益 (円)一株配 (円)
連16.339,6131453.52.35
連17.342,329-450-11.12.35
連18.341,50190.32.35
連19.341,85773819.13.44
連20.337,3041644.22.5

売上高は400億円前後です

17.3期以外の4期は黒字でしたが、利益の増減が大きく、利益率も低いです

セグメント(百万円)

 広告 事業メディア コンテンツ 事業海外事業
売上高33,5236253,24237,390
損益2,20256△3241,933
資産5,4553322,4298,217

広告事業と海外事業の利益が大幅に減少しています

財務諸表

1 資産

  • 現金預金97億円(51%)
  • 有形固定資産2億円
  • 無形固定資産3億円
  • 投資有価証券16億円(8%)

2 負債

  • 有利子負債0

3 純資産

  • 自己資本比率65%
  • 配当性向63%
  • 利益剰余金33億円(18%)

4 損益計算

  • ・売上高
  • 営業利益率0.5%
  • 経常利益率1.1%
  • 当期純利益率0.4%
  • ・投資有価証券売却益
  • 前期3億円、当期2億円

⑤キャッシュフロー

  • 投資額(百万円)
科目前期当期
減価償却費149152
固定資産 に対する支出169170
  • 自己株式の処分による収入10億円

株価 個人的な購入価額

  • 578円(2020.12.22)
  • 0.45%(15:00) 配当利回り(会社予想)
  • 2.60(2021/03)1株配当(会社予想)
  • (連) 45.80倍(15:00)PER(会社予想)
  • (連) 1.88倍(15:00)PBR(実績)
  • (連) 12.62(2021/03)EPS(会社予想)
  • (連) 307.42(2020/03)BPS(実績)

・直近5期の平均EPS:3円

・進捗:2Q(113%)

・需要・顧客構造(+20%):

アフィリエイト広告サービスは、スマホゲームアプリ業界・キャッシングやクレジットカードの発行等を行う金融業界及び、健康食品や美容関連商品等をインターネット上で販売するEコマース業界の広告主の比率が高くなっています

仮に景気後退による広告予算の縮小があっても、データ通信利用者が増加しているインターネット広告向けを減らす可能性は低く、安定した業績を維持できそうです

 

・競争環境(▲10%):ネット広告事業全体だとかなりの企業数があり、アフィリエイトへの新規参入のハードルも低く、競争激化が懸念されます

 

・ビジネスモデルの有望性(+20%):コロナ禍で、外出頻度が減少し、インターネットの利用時間が長くなる可能性が高く、業界全体が成長しそうです

 

・株主優待(+%):なし

 

・個人的な好み(+5%):無借金経営でキャッシュリッチなのが魅力的ですが、直近5期の利益率が低迷しているところが気になります

 

・個人的な目標株価

PER3×14倍=42

PBR307×0.7倍=215

プレミアム128×1.2×0.9×1.2×1.05=175

以上

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