最近、興味を持っている杭関連の銘柄を調べてみました。
建設基礎工事の大手。
四季報
テノコラム工法等独自の3工法武器に、公共関連から民間建築関連を開拓
沿革
1970年 旭化成の代理店としてコンクリートバイルの販売、施工を開始
1984年 テノコラム工法、特許取得
1985年日本製鉄と共同研究開発のTN工法、建設大臣認定取得
1991年 株式上場
2020年 日本ヒュームと業務資本提携
2021年 日本コンクリート工業と業務資本提携
2022年 第三島物産を買収し子会社化
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連20.3 | 18,583 | 1,139 | 1,179 | 768 | 113.1 | 33 |
連21.3 | 15,906 | 308 | 331 | 173 | 25.5 | 25記 |
連22.3 | 14,817 | 466 | 516 | 357 | 53.4 | 25記 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金96億円(54%)
有形固定資産23億円(13%)
負債
有利子負債35百万円
純資産
自己資本比率67%
配当性向46.8%
利益剰余金84億円(47%)
損益計算
売上高
営業利益率3.1%
経常利益率3.5%
当期純利益率2.4%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 511 | 465 |
固定資産 に対する支出 | 436 | 187 |
自己株式の取得による支出(前期34百万円、当期165百万円)
株価 個人的な購入価額
862円(2022.11.14)
配当利回り(会社予想)2.90%(11/10)
1株配当(会社予想)25.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)18.53倍(11/10)
PBR(実績)(連)0.48倍(11/10)
EPS(会社予想)(連)46.72(2023/03)
BPS(実績)(連)1,809.78(2022/03)
直近5期の平均EPS:71円
進捗:68%(2Q)
需要・顧客構造(+5%):
官公庁、民間向けが半々です。建築向けは景気に左右されそうですが、公共事業は景気に左右されず、安定した需要があり、業績は安定していそうです。
競争環境(+15%):
この業界はアジアパイル・三谷セキサン・日本コンクリート・トーヨーアサノ・旭コンクリート工業・日本コンクリート工業が競合で、寡占状態となっているので、市場環境は厳しくなく、安定した収益を稼げそうです。
20年に日本ヒューム、21年に日本コンクリート工業と業務資本提携しており、競争環境はより緩やかになっていると思います。
ビジネスモデルの有望性(▲20%):
内需ビジネスなので、人口減少による長期的な需要減少の影響を受けそうです。
株主優待(+%):
個人的な好み(+5%):
実質無借金経営で、現預金が資産比50%超とキャッシュリッチな企業です。財務・業績ともに優良ですが、カタリストにかけ、株価の大幅な上昇は期待で来なさそうです。
個人的な目標株価
PER71×14倍=994
PBR1,810×0.7倍=1,267
プレミアム1,131×1.05×1.15×0.8×1.05=1,047
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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