自分は渓流釣り・キャンプなどのアウトドアが大好きです。渓流釣りの動画をあげているので、興味があればご覧ください。
コロナ禍以降、アウトドアを始める友人が増えている気がします。話が合って非常に嬉しいです。アウトドア用品を扱う会社の業績が絶好調なのでザアウトドアのスノーピークを調べてみました。
キャンプ用品、アパレル製造販売。
四季報
高級品に強み。
卸主体、小売り強化中。
米国やアジアでも展開
沿革
1958年 初代代表取締役 山井氏が金物等の商売を目的として新潟県三条市に創業
1959年 オリジナル登山用品を開発、全国販売を開始
1976年 自社工場を新潟県三条市に設立
2009年 釣り具用品事業をグローブライドへ売却
2014年 株式上場
2019年 フィッシング・アウトドア関連用品を扱うティムコと資本業務提携
2020年 ティムコのブランド「フォックスファイヤー」と初の共同出店となる直営店スノーピークLUCUA1100(大阪市梅田駅)を出店、JR九州と包括提携協定を締結
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業 利益 | 経常 利益 | 当期 利益 | 一株益 (円) | 一株配 (円) |
連18.12* | 12,070 | 920 | 883 | 478 | 16.8 | 6.25 |
連19.12* | 14,260 | 924 | 962 | 425 | 13.5 | 6.25 |
連20.12* | 16,764 | 1,493 | 1,551 | 1,048 | 28.2 | 6.25 |
財務諸表
資産
現金預金27億円(16%)
有形固定資産76億円(45%)
のれん2億円(1%)
負債
有利子負債24億円(14%)
製品保証引当金2億円(1%)
ポイント引当金2億円(1%)
純資産
自己資本比率63%
配当性向22%
利益剰余金31億円(18%)
損益計算
売上高
営業利益率8.9%
経常利益率9.3%
当期純利益率6.3%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 554 | 696 |
固定資産 に対する支出 | 1,184 | 3,378 |
新株予約権行使による新株発行
前期21億円、当期12億円
株価 個人的な購入価額
3,180円(2021.12.30)
配当利回り(会社予想)0.31%(12/30)
1株配当(会社予想)10.00(2021/12)
PER(会社予想)(連)51.12倍(12/30)
PBR(実績)(連)9.50倍(12/30)
EPS(会社予想)(連)62.21(2021/12)
BPS(実績)(連)334.63(2020/12)
直近5期の平均EPS:14円
進捗:150%(2Q)
需要・顧客構造(+10%):
日本のオートキャンプ人口は2019年において 860万人となり、7年連続して増加傾向となっていますが、人口比では約7%に留まっています。販売の8割超が国内ですが、国内のキャンプ人口増加により、問題はなさそうです。キャンプ用品の売上比率が高く、個人消費所得が減少すると、業績も大きく悪化しそうです。
(販売実績20年12月期)
競争環境(+40%):
キャンプ用品を扱っている会社は多く、市場環境は厳しそうです。しかし、キャンプ場経営など、キャンプのすそ野を広げる活動もしており、ブランド力も高いので、価格競争に陥る可能性は低そうです。私もかつて、アウトドアブランドが開催したキャンプに参加し、そのブランドの商品を購入したことがあります。アウトドアではブランド力が重要であると思います。
ビジネスモデルの有望性(+20%):
スノーピークでは90%以上の非キャンパーに向けた事業として、住宅や職場にアウトドアの要素を取り入れる「アーバンアウトドア事業」「アウトドアオフィス事業」、アウトドアのノウハウを生かして地域に眠る自然資源を磨き上げ発信し、地域活性化を目指す「地域創生コンサルティング事業」等の拡充を進めています。海外売上も急激に増加しており、成長が期待できます。
株主優待(+10%):
自社商品等15%割引優待券(税抜販売価格から15%割引)が持株数に応じてもらえます。金券ショップに出店されておらず、時価を推し量れません。ただ、スノーピークは割引しないので、キャンプ道具を買う人にとっての価値は高そうです。
個人的な好み(+10%):
価格が高いので、私は購入したことはありませんが、デザインがシンプルで非常に格好良いので、お金に余裕があれば購入したいです。
個人的な目標株価
PER14×14倍=196
PBR335×0.7倍=235
プレミアム215×1.1×1.4×1.2×1.1×1.1=481
今の株価水準であれば、私は全然買える見込みがありませんね(笑)
以上
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