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ヨンキュウ(9955)株主優待 鰻を食べ比べ(究極対至高の対決)

企業分析
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もうすぐ3月末決算企業の株主優待の権利確定日です。ヨンキュウでは100株で3,000円、500株で6,000円の鰻がもらえます。天然のシラスウナギの不況が続いて、うなぎが高価になっているので、嬉しい優待品です。

気になるのは味。最近娘とYouTubeに上がっているアニメ美味しんぼを見ています。山岡さんの究極対、海原雄山の至高の対決を見ています。娘は対決が好きで、日々の食事でも、究極対至高の対決をしています。そこで、究極のヨンキュウ株主優待若うなぎVS至高の山田水産の鰻、の対決をしました。

鰻の食べ比べ

No.1ヨンキュウ若うなぎ

ヨンキュウの100%子会社で鹿児島県に事業所のある西日本養鰻で成育された鰻。

閉鎖循環式のタンク養殖を取り入れ、健康な鰻を成育。ストレスのない良好な成育環境で育てられ、完全無投薬で安心安全な鰻。

サイトが美しいです。

株式会社西日本養鰻| 鹿児島県曽於市と鹿屋市で鰻を養殖しています
鹿児島県鹿屋市にある株式会社西日本養鰻のホームページです。良質な地下水を確保できる鹿児島県で安心安全な養鰻を行っています。完全無投薬、良質な地下水と専用飼料で鰻養殖にこだわっています。

No.2山田水産のうなぎ

最近、山田水産があげている鰻養殖のYouTubeの動画を見ています。

【驚異の450万尾】薬を使わない無薬養鰻のパイオニア!山田水産の養鰻場を社長自らリポート!

鰻養殖を学べ、何より面白いです。鹿児島で成育しており、こちらも完全無投薬の鰻です。スーパーでパッケージを見つけ、思わず購入しました。

対決スタート

若うなぎは、たれ感があり、焦げ目が多くあります。山田の鰻は、焼き目が控えめです。

湯煎してご飯を少し盛り付け。味だけの勝負。事前にどちらの鰻かは通知していません。

娘は、山田のうなぎの方がふっくらしていて美味しいと言っていました。山田の鰻の勝利。一方、妻は若うなぎは弾力があり、食べ応えがあり、好きだと言っていました。若うなぎの勝利。

私も両方甲乙つけがたく、引き分け。若うなぎのおいしさもさることながら、添付の鰻ダレが鰻とマッチしていました。湯煎しましたが、温まり方が不足していたので、電子レンジで、少し焼き目が付くぐらい、温めた方が美味しいと思います。

若うなぎを2匹注文したのですが、1匹は焦げ目が多く、少し焦げの苦みが残っていました。火加減難しいですね。

若うなぎ購入サイト

西日本養鰻の若うなぎは、「フレンドショップえひめ」というサイトで購入できます。

うなぎ蒲焼 2尾 真空パック | 22_Ehime
うなぎ蒲焼 2尾 真空パック 食べもの 22_Ehime

ヨンキュウが愛媛の会社なので、愛媛の地域応援サイトと繋がりがあるのでしょう。サイトには愛媛の魅力的な海産物・フルーツもあり、サイトをリピートしようと思いました。

他には、鹿児島県鹿屋市への寄付の返礼品になっています。寄附金百万円で140尾、20百万円で3,000尾の返礼品。一体どんな人が申し込むのか?発想が面白いです。


興味のある人は、リンクより購入してみてください。(執筆者に広告収入が入ります)

ヨンキュウの株価・指数

2,113円(2025.2.21)

時価総額25,944百万円(02/21)
配当利回り(会社予想)—(–:–)
1株配当(会社予想)—(2025/03)
PER(会社予想)(連)14.37倍(02/21)
PBR(実績)(連)0.69倍(02/21)

EPS(会社予想)(連)147.08(2025/03)
BPS(実績)(連)3,061.71(2025/03)
ROE(実績)(連)4.54%(2024/03)
自己資本比率(実績)(連)72.3%(2024/03)

直近5期の平均EPS 129円

ヨンキュウは、実質無借金経営で、キャッシュリッチ企業です。24年12月末時点で、現金預金204+短期貸付金8+投資有価証券102-有利子負債76=ネットキャッシュ238億円を有しています。

1株当たりに換算すると、1,947円になります。株価分ぐらいは、ネットキャッシュで有していることになります。財務盤石ですね。

さらに、ヨンキュウは東都水産の株を大量に有しており、麻生グループの東都水産TOBが成立すると、多額の売却益が入ります。

業績修正が楽しみな銘柄です。

ヨンキュウの鰻への投資

ヨンキュウは2012年に鰻養殖に参入しました。鹿児島県に養鰻場を建設し、24年に第三事業所を設置しました。直近10期の投資額と減価償却費を集計すると、

ヨンキュウ投資額の半分近くを鰻養殖に投じており、鰻養殖に熱を入れています。

背景には、全国的なふるさと納税の受入額の増加があると思います。ふるさと納税受入額は10年前の2015年は1,653億円だったのものが、2023年には1兆1,175億円と市場が7倍近くに拡大しています。

ふるさと納税頼みの事業拡大に不安を感じています。私はふるさと納税の制度を懐疑的に見ています。ふるさと納税は、寄付事務手数料・返礼品のコストをかけて他市町村に納税額を移転し、高額納税者がより得する制度となっています。住民税は、地元の地域のために使われるべきもので、寄付額の上限規制や返礼比率の引き下げが必要だと考えています。

2025年10月から寄付者に対するポイント付与が禁止になりました。本来あるべき姿に戻って良いのですが、ふるさと納税の過熱感は落ち着くとみています。ヨンキュウも第三養殖場建設の後は、量を追求するのではなく、鰻の完全養殖など養殖技術の深化に力を入れてほしいです。

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以上

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