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株主優待が魅力的、三井不動産(8801)

企業分析
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台湾に行ったら桃園空港の近くに三井のウトレットパークがありました。ついこの前、2024年に開業したようです。台北市内には日本のレストランも多くあり、賑わっていたので、日本式の商業施設の代名詞でもある三井のアウトレットも人気になると思います。。

三井不動産レジデンシャルのパークホームズに住んでおり、三井不動産に対する愛着もあるので調べました。

三菱地所と並ぶ総合不動産の双璧。
ビル賃貸主力。
マンション分譲、非保有不動産事業を拡大

四季報

沿革

1941年 設立

1949年 株式上場

1966年 百合ヶ丘宅地造成第1期竣工

1968年 霞が関ビルデイング竣工

2007年 東京ミッドタウン竣工

2018年 三井ホームを株式公開買付により完全子会社化

2021年 東京ドームを株式公開買付により連結子会社化

2022年 50ハドソンヤード竣工、東京ミッドタウン八重洲竣工

事業内容

決算説明資料24年3月期

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
22.3*2,100,870244,978224,940176,98661.518.3
23.3*2,269,103305,405265,358196,99869.320.7
24.3*2,383,289339,690267,890224,64780.228

セグメント

有価証券報告書24年3月期

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金1,842(2%)
(仕掛含む)販売用不動産1兆9,568億円(21%)
有形固定資産4兆3,005億円(45%)

投資有価証券1兆4,695億円(15%)

負債

有利子負債4兆4,304億円(47%)

純資産

自己資本比率32.8%
配当性向35%
利益剰余金1兆6,588億円(17%)

損益計算

売上高
営業利益率14.3%
経常利益率11.2%
当期純利益率9.4%

投資有価証券売却益
前期441億円、当期541億円(2.2%)

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費1,2531,337
固定資産 に対する支出3,6272,208

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得4500
配当金の支払599626

株価 個人的な購入価額

1,257円(2024.11.22)

時価総額3,534,335百万円(11/22)
配当利回り(会社予想)2.39%(11/22)
1株配当(会社予想)30.00円(2025/03)
PER(会社予想)(連)14.97倍(11/22)
PBR(実績)(連)1.12倍(11/22)

EPS(会社予想)(連)83.94(2025/03)
BPS(実績)(連)1,126.95(2025/03)
ROE(実績)(連)7.47%(2024/03)
自己資本比率(実績)(連)32.8%(2024/03)

直近5期の平均EPS:64円

進捗:38%(2Q)

需要・顧客構造(+10%):

国内比率が売上高で86%、有形固定資産で75%です。大手不動産業なので国内比率が高いのですが、2割ほど海外があるのは驚きです。ニューヨーク・マンハッタンにおける大規模複合開発の規模が大きいのだと思います。この開発は、総事業費は6,000億円超、三井不動産の事業シェアは9割を占めています。テナント誘致状況も順調で、全体の8割以上の契約が完了しているようです。不動産業での地位はもちろんのこと海外事業でも安定した収益を稼いでいます。

事業のポートフォリオも、賃貸・分譲・マネジメント・商業運営と特定の分野に偏っておらず、景気変動に業績が大きく左右されることはなさそうです。

競争環境(+10%):

不動産業は競合が多いですが、三井のブランド力は高く、賃貸・オフィス・マンション分譲における競争力は高そうです。

ビジネスモデルの有望性(+10%):

マレーシアクアラルンプールに住宅分譲事業2棟(1,360戸)に参画したり、アジアに三井ショッピングパークを開設したりと海外展開を推し進めており、成長に期待が持てます。

株主優待(+20%):

持株数に応じて、三井ショッピングパークポイントがもらえます。1,200株まで100株毎に1,000ポイントもらえるのは魅力的です。

長期保有者優待制度もあり、5回連続100株で3,000ポイントもらえます。

最大で優待利回り2.4%となるのは魅力的です。

個人的な好み(+20%):

三井ブランドのマンションに住んでおり、三井が好きです。自己資本比率は3割台ですが、賃貸不動産を多く有しているので、十分財務が安定しているといえます。

個人的な目標株価

PER64×14倍=896
PBR1,127×0.7倍=789
プレミアム842×1.1×1.1×1.1×1.2×1.2=1,615

過去のブログ

2020.5.4

『三井不動産(8801)』
「三井のリハウス」で中古不動産を見るのが好きです 不動産は流動性が低いといわれていますが、「三井のリハウス」を見ていると、相場で売却できるような気がしてきます…

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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