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青森浅瀬石川渓流釣り(雪解けの本流は命懸け、冬眠から覚めたイワナ達に出会い、酸ヶ湯温泉に癒される)

渓流釣り
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2024年5月。青森県黒石市の浅瀬石川で渓流釣りをしました。八甲田山近くの豪雪地帯であり、雪解け水で大増水良型の痩せ型イワナが出てきてくれました。道中の国道で冬眠明けの熊らしき黒影が横切りました。釣りに行く人は増水と熊に注意いただき、釣り・八甲田山・酸ヶ湯温泉観光の参考に楽しんでもらえれば嬉しいです。

浅瀬石川とは

浅瀬石川は、青森県の黒石市・平川市を流れる川です。下流は田舎館村・弘前市であり、岩木川に合流し、十三湖、日本海に流れ着きます。

標高1,000m超の櫛ヶ峯、十和田湖の西側の山を源としています。入渓したのは中野川という八甲田山に抜ける国道394号線の川です。

この浅瀬石川は、浅瀬石川漁協が管轄しており、釣りチケというサイトで遊漁券を購入できます。

浅瀬石川漁協 概要 | つりチケ | 超簡単に遊漁券が買える!

日券が500円と非常に安いです。私は京都・滋賀・奈良・兵庫の渓流で釣りすることが多く、この地域の遊漁券(日券)は2,000円以上が当たり前、高い所では3,000円します。全然値段が違いますね。遊漁券が安く、気軽に釣りに行ける青森の浅瀬石川は魅力的だと思います。

本流域は雪解けで増水

中野川は、渓谷が深く、駐車できるスペースも少なく、降り口を探すのに苦労しました。

雪解け水でかなり増水して流れも速いです。奥に見えている壁は、コンクリートではなく、自然の岩盤です。粘板岩でしょうか?青みがかって美しい。長年の激流に削り取られない硬い岩盤に驚きました。

少し流れの緩やかな所で、

良型の本流イワナ釣れました。

24センチの太いイワナです。近畿のイワナと比べると白い斑点がばらけており、色がはっきりしている気がします。冴え先の良いスタートを切りましたが、本流域ではこの1匹だけでした。

5月の中旬なのに山には雪が残っています。八甲田山の標高1,000m超の道路脇には、2m近く雪が残っていました。この中野川にも雪解け水が流れ込んでおり、水温は非常に低かったです。大増水しているので、釣りをするには、岸を変えるための越水が必要であり、釣行難易度はかなり高かったです。

本当は、櫛ヶ峯から流れる支流に入ろうと思っていたのですが、とてもじゃありません。アプローチできません。中野川は道路沿いで緩やかな渓谷だろうと思い、甘く見ていました。

アタリも全くなくなってしまったので、本流域は諦めて、支流に入ることにしました。

源流域

支流は標高が高くなっただけあり、渓谷沿いに雪が残っています。

雪の重みで、木が倒されており、川の流れの近くに木があり非常に登りづらかったです。

雪解けでなければ、水がないと思われる支流にイワナがいました。サイズは20センチ超ですが、冬眠明けで痩せており、引きが弱かったです。本流と違い、源流のイワナのお腹はオレンジがかっていました。

その後も、投げれる淵ではイワナが出てきました。細い渓谷に生息する岩魚に出会い、心が洗われました。

この日は酸ヶ湯温泉に宿泊しており、この釣行は朝食前の5時から7時までの2時間の釣り。

国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉旅館【公式サイト】
八甲田山中の温泉宿「酸ヶ湯」の公式サイト。湯治の方法や観光情報などを紹介。ホームページからのご予約、酸ヶ湯名物の通信販売も行っております。

朝食の時間が迫っています。雪解け水の寒さに我慢もできず、温泉に入り心身ともに温まろうと思います。朝マヅメの釣行はここまでにし、続きは夕マヅメにしようと思います。

酸ヶ湯温泉は酸性の源泉かけ流しが非常に気持ち良かったです。ビバ千人風呂は気持ちが良く、何度も入りました。記事を書きながら思い出しただけでも、また行きたいと感じています。

夕マヅメ

午後4時半から午後6時の酸ヶ湯温泉の夕食までの1時間半、夕マヅメ勝負。

朝釣っていた場所の上流に進みます。上流も良い渓谷ですが、雪解け水で淀んだところが少ないです。雪の重さにより、木がなぎ倒されており、水中に木が多くあります。針が水中の木に引っかかると取りに行かなければならず、極寒の水中に手を突っ込むのは苦しいです。

良いサイズのイワナが出てきてくれます。

痩せ型のイワナも多い。青森の冬は早く、4月末ごろまで雪に閉ざされており、エサの流れ込みも少なかったのでしょう。気温の上昇とともに増える水生昆虫と、増水によるエサの流れ込みを狙って、イワナは本気になって、エサを追いかけているのでしょう。1度合わせられなくても、何度でも食ってきます。

イワナは、飲ませて釣る、という人もいますが、リリース目的で入っていること、イワナが減らないでほしいという願いから、早合わせを心がけていました。針も魚へのダメージを減らすため、吉村渓流という返しのない針を使用しています。リンクを張っておきますので、イワナへの思いやりがある人は是非購入下さい。

上流にもイワナが良そうな雰囲気ですが、日が暮れてきて、お腹も減ってきたので、この辺で納竿しました。

翌日は、奥入瀬渓谷の本流、源流である中里川には入りました。リンクを乗せておくので、是非ご覧ください。

動画・ブログ

青森浅瀬石川本流

青森浅瀬石川(雪解けの中野川本流は命懸け、源流に入ると冬眠明けのお腹を空かせた岩魚の姿があった)

青森浅瀬石川夕マヅメ

青森源流夕マヅメ(浅瀬石川の中野川源流の雪解けから目覚めたばかりの岩魚はサイズの割に軽かった)

奥入瀬渓谷

青森奥入瀬渓流(十和田湖から流れる奥入瀬渓流でヤマメは釣れるのか)

奥入瀬川源流

青森奥入瀬源流(朝早く雪原を越え、源流へ、雪解けイワナがヒット)

奥入瀬川の記事

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