毎日、明治ヨーグルトR-1を食べ・飲んでいます。心なしか免疫力が付いて、風邪ひきづらくなった気がします。
明治HDは1兆円企業ですが、検討する時間が1時間しか取れないので、上辺だけ調べてみました。
明治製菓と明治乳業が09年統合
四季報
11年に国内首位の乳業、菓子と医薬品に再編
海外拡大中
沿革
菓子
1916年 明治製菓の前身、「東京菓子」設立
医薬品
1946年 医薬品事業開始、ペニシリンの製造開始
1996年 インフルエンザワクチン発売
1999年 抗うつ薬発売
乳業
1917年 明治乳業の前身「極東煉乳」設立
1973年 明治ブルガリアヨーグルト発売
2009年 明治ヨーグルトR-1発売
2009年 明治製菓と明治乳業が経営統合
2015年 普通株式2分割
2022年 Meiji Seika ファルマテック・明治アニマルヘルス設立
2023年 普通株式2分割
事業内容
食品:ヨーグルト、牛乳類、飲料、チーズ、バター・マーガリン、クリーム、アイスクリーム、調理食品、チョコレート、グミ、ガム、スポーツ栄養、乳幼児ミルク、流動食、美容、OTC、飼料、砂糖及び糖化穀粉等
医薬品:医療用医薬品及び動物薬等
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連21.3* | 1,191,765 | 106,061 | 110,176 | 65,655 | 226.3 | 80 |
連22.3* | 1,013,092 | 92,922 | 93,985 | 87,497 | 303.6 | 85 |
連23.3* | 1,062,157 | 75,433 | 74,160 | 69,424 | 247.4 | 90 |
セグメント
財務諸表
資産
現金預金635億円(5.6%)
有形固定資産4,878億円(43%)
投資有価証券1,126億円(10%)
負債
有利子負債644億円(5.6%)
純資産
自己資本比率62.7%
配当性向36.4%
利益剰余金6,020億円(53%)
損益計算
売上高
営業利益率7.1%
経常利益率7.0%
当期純利益率6.5%
前期関係会社株式売却益347億円(売上比3.4%)
前期補助金収入89億円(0.9%)
固定資産売却益183億円(1.7%)
明治HDの製薬事業の横浜研究所の売却に伴うものです
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 50,103 | 53,575 |
固定資産 に対する支出 | 93,165 | 72,170 |
前期投資有価証券の売却による収入554億円
農薬製造販売事業やDM Bio Limitedの株式の売却
投資有価証券の売却による収入112億円
固定資産の売却による収入241億円
株価 個人的な購入価額
3,716円(2023.9.29)
時価総額1,090,494百万円(09/29)
配当利回り(会社予想)2.56%(09/29)
1株配当(会社予想)95.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)20.31倍(09/29)
PBR(実績)(連)1.43倍(09/29)
EPS(会社予想)(連)182.94(2024/03)
BPS(実績)(連)2,589.99(2023/03)
直近5期の平均EPS:244円
進捗:23%(1Q)
需要・顧客構造(+20%):
食品事業:食品事業は景気に影響を受けづらく、安定して利益を出すことができそうです
医薬品事業:医薬品事業も景気に左右されず、利益を稼ぐことができそうです
競争環境(+5%):
明治の食品事業のブランド力は高いと思います。医薬品事業では、インフルエンザの予防接種に関わっており、シェアも高いです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
国内売上比率が8割超と、内需に依存していますが、高齢化の進展により、健康意識がより高まり、ヨーグルト・健康分野の成長に期待が持てます。
株主優待(+5%):
100株で1,500円相当のチョコ・スナック・レトルト等がもらえるのは魅力的です
個人的な好み(+10%):
前期から有価証券・土地・建物の売却など事業再構築を進めており、財務の厚みが増しています。連結配当性向40%水準というのも魅力的です。
個人的な目標株価
PER244×14倍=3,416
PBR2,590×0.7倍=1,813
プレミアム2,615×1.2×1.05×1.1×1.05×1.1=4,186
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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