2023年3月4日。滋賀安曇川上流の葛川が解禁しました。大阪・京都の市街地から近く、大好きな渓流の1つです。葛川は良く釣れるというイメージがありました。しかし、今回は2匹という物足りない結果になりました。放流ポイントも大幅に変わっていたので、事前の情報収集が大切だと学びました。
葛川とは
琵琶湖の西側に流れ着く非常に大きな川で、最上流は京都の山々から流れています。
琵琶湖の周りは雪は全くありませんでしたが、花折トンネルを抜けると雪だらけでした。葛川は両側を囲まれている谷で、日光が入りづらく、雪が解けないなど思います。
葛川の遊漁券は、オンライン(釣りチケ)で購入できます。
解禁日の事前戦略
解禁日は釣り人が多く、頻繁に場所を変更するのが難しいです。朝は行った所で、釣りが終了する可能性もあり、事前戦略が重要です。
上記の水色の斜線部分が、”あまご・いわな重点放流区”です。
3年前に行った時の記事がこちらです。
牛の鼻トンネル下
前回爆釣した牛の鼻トンネルに、朝5時日の出前に入りました。
一番乗り!最高のポイントに入れました。今日は、爆釣で、すぐに釣り終了だと思っていました。
しかし、釣れるのは、
ヒレがしっかり残っている美しいアマゴばかり。いつまで経っても成魚放流魚が釣れません。下流に行くと、
下流に下っても、アタリすらない苦しい時間が。越水しなければならず、かなり寒いです。
良い淵
友人が良いサイズのあまごを釣りました。こやつもひれピンの天然アマゴ。
あとで、漁協に確認に行ったら、牛の鼻付近は雪が多く、今年は雪が解けて側道の通行止めが解消されてから、放流するそうです。
平地区上の堰堤
花折トンネルから葛川に降りたところに、京都最高峰皆子山に登る人が良く使う駐車場があります。ここに車を置いて、少し上流に登ると、
取水堰堤があります。何回かここで良型のあまごを10匹程度釣りました。雪に足跡もなく、今年この釣り場に一番乗りしたようです。爆釣を期待し、釣りをしてましたが、いつまで経っても釣れません。
水中を確認しました。1匹も魚らしき影を確認できませんでした。依然と比べ、土砂の堆積が増えており、良釣り場ではなくなりつつあり、残念でした。
ここも放流はなかったようです。
坂下地区(ヘク谷)
漁協の人にポイントを聞くと、坂下地区の堰堤の下に
ヘク谷があり、ヘク谷の前あたりのポイントに朝300匹ほど放流したと言っていました。
向かうと、すでに数人の釣り人がいました。がしかし、釣れている気配はありませんでした。上流・下流を攻めても全くアタリはありませんでした。水温が低く、エサに全く興味を示さないようです。ルアーでは少し反応するようで、ルアーに転向している人もいました。
私達は1匹どころか、1ヒットもありませんでした。
葛川漁協前
葛川漁協の前の川、明王谷と合流する区間にたくさん放流したようです。朝8時くらいは、10人以上の釣り人がいて、両側から釣りしていました。5分ほど見ていましたが、誰一人釣れていませんでしたが・・・。
両側から釣り人が入ると、放流魚が流れの中心部に集まり、流れに負けて、下流にどんどん散らばっていくようです。じゃあ、下流が釣れているのかというと、そんなことはありませんが(笑)
昼過ぎに入ると、人が1組しかおらず、自由に釣り出来ました。釣れませんでしたが(笑)葛川少年自然の家の前あたりも良ポイントがあり、楽しめました。友人が魚のアタリが1回あったと言っていました。
長尾おとり・梅ノ木地区
長尾おとりの前にも、結構放流しているようです。針畑川と葛川の合流ポイントくらいから釣り上がりました。
水温が低く、魚の活性が極めて低く、会う人みんな口を揃えて釣れないと言っていました。昼間の気温は上昇してきましたが、雪解け水が流れ込んでいるのか、水温は非常に低く、状況が好転することはありませんでした。
上流に進んでも、全くアタリがありませんでした。昼頃になると、みんな諦めて帰ったのか、結構川に釣り人を見なくなりました。寒い朝に無理していくのでなく、午後から行くのもありですね。
結論
解禁日に全箇所に放流するのではなく、徐々に放流を進めているようです。事前にどこに放流しているのか、確認するのが大切ですね。
3月上旬はまだまだ寒く、雪解け水の流入が多く、魚の活性が極めて低いです。釣り人にも厳しい環境なので、温かくなってから釣りに行くのが良いですね。
毎年、解禁日に行って釣れない、とわかっていても行ってしまう。ただ、良い思い出になりました。ここから尻上りで釣果を上げていこうと思います。
過去の葛川ブログ
以上
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