寒くなると免疫力が落ち、すぐに風邪をひいてしまいます。
今年はコロナにかかり、気管支炎にもなり、2週間ほど、会社を休みました。もう後がない!と思い、ヤクルト・R1を積極的に飲んでいます。
ドラッグストアに行く頻度も増えたので、久しぶりに銘柄分析してみました
東京西部地盤のドラッグ大手。ローコスト経営。
四季報
西日本中心にディスカウントストアを展開
沿革
1957年 多田氏が東京都世田谷区に創業
1965年 チェーン展開開始
1994年 株式上場
1997年 千葉県柏市に物流センターを開設
1998年 スーパーマーケットいちやまマートとフランチャイズ契約を締結
2008年 愛媛、香川県に展開してる大屋とフランチャイズ契約を締結(大屋を22年度の完全子会社化)
2009年 九州地区、中四国地区にディスカウントストアを展開しているダイレックス㈱を子会社化
事業内容
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連20.3 | 617,769 | 36,604 | 37,159 | 23,692 | 202.7 | 68 |
連21.3 | 634,310 | 37,345 | 38,228 | 25,329 | 216.7 | 70 |
連22.3 | 648,734 | 34,052 | 34,734 | 23,853 | 204.0 | 71 |
セグメント
ドラッグストア事業の利益率が悪化し、ディスカウントストア事業の利益率は横ばいでした
財務諸表
資産
現金預金893億円(27%)
有形固定資産779億円(24%)
敷金及び保証金252億円(8%)
負債
有利子負債0
純資産
自己資本比率68%
配当性向35%
利益剰余金2,151億円(66%)
損益計算
売上高
営業利益率5.2%
経常利益率5.4%
当期純利益率3.7%
キャッシュフロー
投資額(百万円)
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 8,663 | 10,209 |
固定資産 に対する支出 | 16,475 | 19,789 |
株価 個人的な購入価額
3,650円(2022.12.2)
配当利回り(会社予想)2.74%(12/02)
1株配当(会社予想)100.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)17.64倍(12/02)
PBR(実績)(連)1.86倍(12/02)
EPS(会社予想)(連)206.97(2023/03)
BPS(実績)(連)1,959.33(2022/03)
直近5期の平均EPS:208円
進捗:53%(2Q)
需要・顧客構造(+10%):
国内は少子高齢化で長期的には市場は縮小していきますが、現時点では積極的な出店攻勢をかけています。加齢とともに免疫力の低下が進み、ドラックストアに行く回数も増えるので、高齢比率の上昇により、しばらく市場は安定すると思います。
競争環境(▲15%):
ドラッグストアの売上規模は、ウエルシアHD、ツルハHD、コスモス薬局、マツキヨココカラと続き、サンドドラッグは第5位です。ほかにもスギHD、クリエイトSD、サンドラHD、キリン堂HDなど競合企業が多いです。
ドラッグストアはスーパーとも競合しインターネット販売を含めた他の業種からの参入もあり、市場環境は厳しそうです
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
店舗開発人員を増強するなど、出店を強化しています。しかし、競合他社も多く、市場が飽和していると感じており、競争激化による業績の悪化が懸念しています。出店は抑え、M&Aで規模を拡大すべきだと思います。
株主優待(+5%):
100株単元で以下の優待がもらえます
2021年3月期から今の株主優待内容に変更されました。以前は、100株単元で自社プライベートブランドのヘアケアセット(5,040円分)、おこめ券3kgがもらえました。金額的には以前の方が高いですが、私は今の方が使い勝手が良いと思います。
ただ、単元に比して、優待金額が低いので、もう少し優待券の額を上げてほしいです。
個人的な好み(+10%):
無借金経営で、自己資本比率が高く、キャッシュリッチな所が魅力的です。
個人的な目標株価
PER208×14倍=2,913
PBR1,959×0.7倍=1,371
プレミアム2,142×1.1×0.85×0.9×1.05×1.1=2,082
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
過去のブログ
以前調べた時と比べると、直近5期のEPSが50円減少し、優待も改悪されています
妻がマンガを書いてくれたのが嬉しかった。今は昔
以上
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